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第43回【徳ある経営者になろう】経営者の器量〈特別編:不況下、コロナ禍におけるサバイバル術(4)〉

|第43回 経営者の器量〈特別編:不況下、コロナ禍におけるサバイバル術(4)〉#2

連日、コロナウィルスの感染者が増加しつつあり、全国の主要都市を中心として、再び自粛ムードが広がっています。そのなかにあって飲食業界の経営者は、行政の対応について、怒りを通り越して、もはやあきらめしかないと口を揃えます。

前回は自粛要請に応じたものの、次回は批判を覚悟して店を開けるしか存続の道はないのだと。経営者は、厳しい決断に迫られそうです。
不況下、コロナ禍におけるサバイバル術とともに、大川隆法総裁から示していただいた新たな経済学を学びます。

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 いずれにせよ、国も地方公共団体も、何も考えずにとにかく方針を出すので、自分で生きられる人は「生き延びる方法」を考え出し、サバイバルしてください。

 体は養生するに越したことはありませんが、「生・老・病・死」で必ず死ぬので、なるべくやり残しがないように、納得のいく人生を送ってください。

 言われたことを守って“巣ごもり”を続ける人は、その間に、将来に必要になること等の準備をするとか、普段できないような勉強をするなど、自分のストックを高めることで、生産性を高めてください。

 ニュースなどに関しては、同じニュースばかりを何局も通して観続けたり、同じ記事ばかりを何誌も通して読み続けたりするのは、ほどほどにしたほうがよいのではないかと思います。

※以上『コロナ不況下のサバイバル術』より抜粋
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 いくら努力しようとも、最終的には、「生・老・病・死」「四苦八苦」の世界から人間は逃れることはできないので、便利だと思う“便利さだけの経済学”では、おそらく済まないものが出てくるだろうと思います。

 人間には心があります。心のなかの最低限のレベルとして、「快・不快」という問題が出てきて、“快・不快の原則”があるので、不快感を感じるものの方向へは、お金を使うようにはならないのです。

 これからの経済学は、「できるだけ、感情的なレベルのものや人間の思いのようなものは削り取って、合理的な結論だけを便利に出そう」という方向に動いていこうとするだろうと思います。

 しかし、「まだ、それでは全部を解決できないところはあるのだ」ということは知っておいてほしいと思います。

※以上『人の温もりの経済学』より抜粋
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著者プロフィール
大川隆法 Ryuho Okawa
 幸福の科学グループ創始者兼総裁。1956年、徳島県生まれ。
東京大学法学部卒業後、大手商社に勤務し、ニューヨーク本社で最年少の財務担当オフィサーとして、年間1兆円の輸出入、三国間・国内の外為実務の事実上の責任者として活躍した。帰国後、大手銀行二十行の資金交渉担当役に抜擢される。
1986年、幸福の科学を設立し、日本全国、世界各国に精舎、支部・拠点を展開。日本最大規模の組織をつくりあげた。著者の経営理論を実践し、上場した企業も多く、優れた経営者が続々と誕生している。
編集・執筆:木藤 文人[ジャーナリスト]




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