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第27回【徳ある経営者になろう】経営者の器量〈3.経営者は夢を語る〉

|第27回 経営者の器量〈3.経営者は夢を語る〉#2

前回は「2.先見性が利益を生み出す」をテーマにご論考を学びました。
『不況に打ち克つ仕事法』のなかでは、先見性をもって仕掛けをするには、「地動説」の立場であれという内容が述べられています。つまり、「自分を中心にして、周りが動く」(天動説)と思わずに、「自分のほうが“公転”している」ということを知らなければならないといいます。世間が求めているものを常にウォッチする癖をつけた人が、時代のトレンドをつかみ成功者となるわけです。

今回は「3.経営者は夢を語る」をテーマに、経営者にとって求められる器量について学びます。

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 『忍耐の時代の経営戦略』には、秋元康氏のAKB48の話も書いてありますが、ああいうものでも、ヒットするまでに五年ぐらい余裕を見ていたのです。彼は「AKBが流行るまでに五年ぐらいはかかる」と最初から見ていました。

 ああいうヒットメーカーの場合、「五年ぐらいずっとやっていき、新しい歌を出し続けていくと、どこかでブレイクして、国民的に評判になる」ということが勘で分かるのです。もっとも、五年間持ち堪えるだけの「資金力」と「信用」がないと駄目なのです。

 AKBの事例は、そのような夢をある意味で与えているわけですが、これは、「夢を育み、育てる間、少し時間がかかる」ということを意味してもいると思うのです。こういうことが大事なのです。「今は、それほど単純ではなく、意外に老獪な戦略が必要なのだ」と言っておきたいと思います。

※以上『経営戦略の転換点』より抜粋
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 本当に夢は叶います。私自身について、若いころからのことをずっと遡って振り返ってみると、「現実」のほうが「夢」より先に進んだことのほうが多かったと言えます。

 一九九〇年代の不況のころに、私の経営理論を学んで起業した方々の会社が、今、大きな会社になってきており、いろいろなテレビ番組などで成功物語として紹介されています。当会の信者たちがたくさんテレビに出ています。

 現実に、逆風下で発展している企業が数多く出てきているのです。それは、「経営指導の方針が合っている」ということだと思います。「多くの企業が負けていくなかで、勝っている」という企業が現実に出てきているのです。

※以上『夢は叶う』より抜粋
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著者プロフィール
大川隆法 Ryuho Okawa
 幸福の科学グループ創始者兼総裁。1956年、徳島県生まれ。
東京大学法学部卒業後、大手商社に勤務し、ニューヨーク本社で最年少の財務担当オフィサーとして、年間1兆円の輸出入、三国間・国内の外為実務の事実上の責任者として活躍した。帰国後、大手銀行二十行の資金交渉担当役に抜擢される。
1986年、幸福の科学を設立し、日本全国、世界各国に精舎、支部・拠点を展開。日本最大規模の組織をつくりあげた。著者の経営理論を実践し、上場した企業も多く、優れた経営者が続々と誕生している。
編集・執筆:木藤 文人[ジャーナリスト]




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