TOP>コラム>Winds of Happiness>【人生いつからでも学び直し】第14回 『「現行日本国憲法」をどう考えるべきか』
コラム
happywinds

【人生いつからでも学び直し】第14回 『「現行日本国憲法」をどう考えるべきか』

┃ 人生の大学院 幸福の科学 大学シリーズ (#2)

◆━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃ 2┃Pの書斎より:潜在意識を活用する
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ハッピー・サイエンス・ユニバーシティ プロフェッサーの金子一之さんのコラムをお届けします。

 哲学者のバートランド・ラッセルは、近代をつくった最重要事件の一つに、フロイトによる潜在意識(無意識)の証明を挙げています。近年ではボジティブ心理学のなかで数多く取り上げられるようになり、人生の成功法則として浸透してきています。実は、運命を司っているのは、ほかならぬ「潜在意識」の力であるとも言われ、この「心の法則」を知って活用できれば、自らの力で運命を開拓していくことができるのです。

 幸福の科学教学でも、この潜在意識の理論はそうとう明確に説かれています。第一に、人間の心は表面意識が一割、残りの九割が潜在意識となっていて、潜在意識の世界は広大無辺な霊界に通じている、という真相を明らかにしています(『釈迦の本心』ほか参照)。すなわち、あの世(実在界)に存在している、自分の魂の九割の力(守護霊や魂の兄弟姉妹の力)や、それを超えた霊存在の力(指導霊や高級諸霊の力)を活用できれば、その人の現在の能力の十倍、百倍の力を発揮することが可能となるわけです。

 第二に、その実践方法も豊富です。潜在意識は、その人が日頃から思っていることを実現しますので、願いを心の深いところまで落とし込む必要があります。積極的な言葉を使って、繰り返し願いを自らの心に言い聞かせたり、願いをビジョン化して、ありありと思い浮かべ、自分の思いの方向性を、願う方向に定着させるのです。全国の幸福の科学の精舎では、こうした心の力を発揮するための公案研修や瞑想研修、祈りの実践法が学べます。

 第三に、願いの内容の善悪を判断する明確な基準があります。これを間違えば、その願望が地獄という世界に通じて、不幸を招き寄せてしまうからです。
結局、潜在意識とは、その人の「傾向性を持った心」なのです。この傾向性を正して潜在意識を活用すれば、この世での魂修行は豊かになり、霊性の向上につながります。経典『繁栄の法則』『発展思考』『繁栄思考』には、この潜在意識について具体的に学べますのでおすすめです。この機会に読んでみてください。


著者プロフィル
金子一之(かねこ かずゆき)
 1964年生まれ。武蔵野大学大学院修士課程修了。1990年より幸福の科学に奉職。現在、HSU人間幸福学部プロフェッサーとして、幸福の科学教学、宗教学を担当。著書に、『宗教対立を克服する方法』(幸福の科学出版)などがある。


◆━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃ 3┃この感動をあなたに~映画編:『君たちはまだ長いトンネルの中』
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 財務省が推し進める、また今後も推し進めることが予測される「消費増税」に対して、真っ向からNOを突きつけた2年前公開の映画。マスコミが加担し、「国債は国の借金」だとする洗脳に近い政府のお題目に、まんまと騙され続けている国民に「正論」を投げかけます。原作はマンガ『こんなに危ない!? 消費増税』(消費増税反対botちゃん著)で、第2次安倍内閣で内閣官房参与を務めた藤井聡氏が解説しています。

 元財務官僚を父にもち、政治に対して人一倍強いイデオロギーを有する高校3年生、高橋アサミ(加藤小夏)が、政治経済の授業でも、疑問に思ったことを問いかけ、相手をコテンパンに論破。事なかれ主義の世間の風潮に毒された教育者たちや政治家を相手に、彼らの常識をことごとく覆していくスカッとした内容です。とはいっても、一人では何もすることは出来ず、父が他界したあとに面倒を見てもらっている親戚の夫婦(モト冬樹・かとうかず子)の店や、衰退しつつある商店街の活性化のお手伝いくらいが精一杯。それでも決して諦めず、正論を推し広げようと、めげずに突き進んでいくアサミの姿勢に、周囲も次第に巻き込まれて応援するようになります。注目は、教師や政治家との問答のなかで、政府の「消費増税による失政」を見事なまでに指摘している点です。クラスでは早弁の常習者、周囲からは変わり者に見られていますが、芯の強さが魅力のアサミを、映画「踊ってミタ」のヒロインを務めた加藤小夏が好演。その目映いばかりの存在感は、今後も映画やドラマで注目されるでしょう。

 同名の映画のテーマソングを、あまりかなりが熱唱。「誰かがどうにかしてくれる」、「ずるい大人が得をする、気づけばそんなルールの中」といった歌詞は、空気に支配されて、事なかれ主義で終わろうとしている世の中の風潮を、そして「何かに身を任せるな、切り開くのはいつだって自分だ」、「何をするかも、何もしないかも選択は自分の手の中にある」といった歌詞は、現代の若者を鼓舞する言葉に満ちています。日本経済の間違った知識に気づくことのできる社会派青春映画。この作品に託された思いを、ぜひ受け止めてほしいものです。

文責:木藤文人


映画『君たちはまだ長いトンネルの中』サイトはこちらへ
(『君たちはまだ長いトンネルの中』ポスター画像は、https://www.kimiton.com/ より引用)

*** 参考文献 ***

 「国の借金」という考え方があります。マスコミもみな、「国の借金はこんなにあります。税収の倍もお金を使っています。もう借金だらけで、利子も払えません。経済成長をさせると、利子の部分が上がります」と言って脅していますが、その考え方は変えたほうがいいと思います。そもそも、「国債は国の借金」という言い方が間違いだと思うんですよ。国民は、お金を持っていて、投資先を求めています。株などをやると損をすることがあるので、いちばん安全な投資先として国債を選んでいるのです。国が潰れるのは最後でしょうから、これは、「国民が国に投資をする」ということです。

 つまり、国は、国民からお金を預かって、基本金をつくっているわけですよ。これは、実は借金ではなく、国民に出資してもらって、国家としての事業をするための基本金ができているのです。(中略)国民に出資してもらっているわけですから、国家として、もっと国が発展し、経済成長するような施策を取り、国の経済を大きく成長させていけば、十分、その出資が報いられるようになります。出資した分が返ってくることになるわけなので、そのように考えなければいけません。(中略)

 したがって、「政府は儲けてはいけない」とか、「政府は赤字事業を続けなければいけない」とか、「政府は収入を一年で使い切らなければいけない」とか、こういう考えはやめるべきです。やはり、非営利事業ではあるけれども、国家を維持していくためには、成長が必要なんです。
(PP.101-104)

※以上『政治革命家・大川隆法』より抜粋
  L 詳細を見る

企画、構成
編集者プロフィル
木藤文人(きどうふみと)
 ジャーナリスト、宗教家。
大学を卒業後、大手広告代理店に勤務。フリーとして独立後、「週刊東洋経済」「プレジデント」「経済界」「ザ・リバティ」等の執筆を経て、2007年、幸福の科学出版に入局。『天国に還るための終活』等、編著も多数。




メールマガジン「人生いつからでも学び直し」は、2023年10月20日から配信を開始しました。※月1回第2土曜日にて配信中!
 大川隆法著作シリーズから、主にHSUシリーズを紹介して参ります!
 ぜひ、購読してみませんか。メールマガジンの登録はこちらへ

このページのTOP ▲