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第126回【徳ある経営者になろう】シリーズ「理想の会社の創りかた」-今こそ、イノベーションのとき(3)-

|第126回 シリーズ「理想の会社の創りかた」-今こそ、イノベーションのとき(3)- #2

 効率的に仕事をするためには、時間の有効活用が必然ですが、まず、何に時間をとられているかを検証することが大切です。ドラッカーの時間マネジメントのステップは、(1)時間の記録 (2)時間の管理 (3)余った時間の有効活用です。ステップ(2)で時間浪費の原因を割り出し、それによって生じた時間(余った時間)を優先順位の高い順に活用するという方法です。

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 江戸時代においても、江戸の「百万都市」というようなものは、世界になかったものです。下水道を完備していた百万都市は、世界に先んずるものであったと思います。そういう意味で、日本が誇るべき文化はたくさんありますので、何か一つを取って、全部を否定するようなものの考え方には、気をつけなければいけないと考えています。

神学あるいは宗教的な考え方が、一つの国に大きな影響を与えることはありえると思います。それが、国民を幸福にしたり、世界との関係をよくしたりする状況で働いているうちは、十分機能するのではないかと思っています。しかし、それが時代遅れになって国民の手枷足枷になったり、他国と比べて非常に後進国になったりするようであれば、何らかのかたちでの「宗教革新」と「文明のイノベーション」が必要になる時期が来るのではないかと思うのです。そのような、イノベーションを含んだ上での思想を入れておかなければいけないのではないかと考えています。

※以上『法哲学入門』より抜粋
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 大乗仏教の時代に入ると、ナーランダ学院などのように一万人もの出家僧侶を養うようになると、やはり、篤志家からいろいろと寄付を募り、さらには、一定の種籾をプール(備蓄)して農家に貸し付けたりするようになりました。

 この世的なものは、人間の生活形態や修行形態、あるいは集団の組織運営形態に合わせて、いろいろと変転していくものもあろうし、仏教の中心的な考え方である「諸行無常」についても、「必ずしも、単に『滅びていくのみの諸行無常』ではありえないのではないか。世の流れの変化に沿った宗教の形態もありうるのではないか」と思うのです。これを現代的に応用するならば、ある意味での「イノベーションの原理」としての「諸行無常」ということもありうるのではないかと、私は考えています。

 そういうことを運営のレベルで見極めないと、物事の本質が見失われることもあるのではないかと考えています。

※以上『幸福学概論』より抜粋
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著者プロフィール
大川隆法 Ryuho Okawa
 幸福の科学グループ創始者兼総裁。
1956年、徳島県生まれ。東京大学法学部卒業後、大手商社に勤務し、ニューヨーク本社で最年少の財務担当オフィサーとして、年間1兆円の輸出入、三国間・国内の外為実務の事実上の責任者として活躍した。帰国後、大手銀行二十行の資金交渉担当役に抜擢される。
1986年、幸福の科学を設立し、日本全国、世界各国に精舎、支部・拠点を展開。日本最大規模の組織をつくりあげた。著者の経営理論を実践し、上場した企業も多く、優れた経営者が続々と誕生している。
編集・執筆:木藤 文人[ジャーナリスト]




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