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第111回【徳ある経営者になろう】シリーズ「理想の会社の創りかた」-勤勉なる精神(2)-

起業家として新しいビジネスを始めたい。生涯現役、第二の人生を開きたい。
ただの経営者ではなく、真理を実践する“徳”のある経営者になりたい。
そうした目標を達成するための
とっておきのメールマガジン「徳ある経営者になろう」

大川隆法総裁の経営書シリーズから学び、
経営の極意をつかんでいきましょう。

このメルマガでは、毎回テーマを設け、
大川隆法総裁の経営書シリーズ抜粋より、経営の極意をつかむべく、
ヒントを配信しています。
※当記事は、メールマガジン「徳ある経営者になろう」(隔週配信)の一部をバックナンバーとして掲載しています。

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 徳なるものは必ずあるものです。
それをみなさんにわかるようなかたちでご説明するならば、自分が生きてきた時間のなかで、自分のことより他の人の幸福のことを考えた時間のほうがはるかに多い人のことを、「徳ある人」と言うのです。
徳がある人というのは、他の人びとへの愛の思いを持ちつづけてきた人のことを言うのです。

※以上『人格力』より抜粋
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|第111回「理想の会社の創りかた」-勤勉なる精神(2)-

 尊徳翁は1787年に、現在の小田原市に生まれました。5歳のときに水害に遭い、借財を抱えて家計は貧窮します。10代で父母を相次いで亡くしますが、本家で百姓として身を粉にして働きます。教養人だった父に倣い、読書好きの金次郎(幼名)でしたが、夜の読書は行燈(あんどん)油の無駄遣いだと禁じられてしまいます。後に油菜を栽培して採油する逸話も有名ですが、金次郎にとって立身出世の原点なのかも知れません。

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  一般的には、勤勉な努力家であることが大事です。これを一番目に言っておきたいのです。勤勉な努力家としての生活信条、生活態度を持っていない人に降りてくるインスピレーションには、気をつけなければいけません。

 霊界には、「人を破滅させよう」として、悪いインスピレーションを与えようとする、悪霊と呼ばれる存在もいるのです。そういう悪いインスピレーションを受けないためには、どうすればよいかというと、やはり、仕事や勉強において、誠実で勤勉な生活態度を持つことです。それが自分を護ることになります。

「生活態度を正し、正当な努力・精進の習慣を確立することは、インスピレーションを受ける前提として非常に大事である」ということを言っておきます。

※以上『創造の法』より抜粋
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 二宮尊徳で言えば、昼間は仕事で忙しいから、夜、行灯をつけ、布団をかぶって本を読んでいたら、伯父さんに見つかって「油もわしのもんじゃ。おまえは勝手に使うな」と言われたので、読書ができなくなりました。

「昼間の時間は働け」と言われる。だから、荒れ地を開墾して菜種を植えて、油を採って、それをまた売ってお金に換えて、自分でゼロから価値を生み出しています。そして、とうとう背中に薪を背負って、本を読みながら歩いている、小学校によく立っていた二宮尊徳像、あれが「資本主義の精神」なのです。

質素倹約をするところでは質素倹約をしながら、「勤勉の哲学」を失わずに自分の時間密度を高めていく。それから、人間的活動としての付加価値を増やしていく。これが全体の潮流になってくれば、国としては発展して富んでいくことになるわけです。

※以上『減量の経済学』より抜粋
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