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第101回【徳ある経営者になろう】シリーズ「理想の会社の創りかた」-情報、知識、そして智慧(8)-

|第101回「理想の会社の創りかた」-情報、知識、そして智慧(8)- #2

 仏法真理によると病気のおよそ70%程度が霊的な作用(霊障)や心の持ち方にあると言われています。その知識や智慧があるだけでも、心(思い)をコントロールし、極端な生活を避けて中道を歩むことで病気予防も可能です。また、現代の医者の仕事も菩薩行として捉えており、必要であれば薬の処方や手術によって治すことも大事です。「色心不二」という言葉がありますが、心と身体の両者は、相互に影響を及ぼし合っているのです。

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 これから先の時代は、「自由と平等の時代」ではなく、「智慧と慈悲の時代」であると申し上げたいのです。「自由と平等」に替わるべきものは、「智慧と慈悲」です。

 人びとは、自由と平等を個人の「権利」として求めました。権利として追求する以上、権利と権利とがぶつかりあって、さまざまな矛盾と混乱を生み、そして戦争の原因ともなりました。しかし、必要なものはそれではないと私は思います。

 仏教的理論において、「自由」に当たるものは、「智慧」です。智慧を持つことによって、みなさんは自由になれます。真実の智慧を持つことによって、あらゆる束縛から逃れ、三次元的問題にも、三次元以降の問題にも、快刀乱麻を断つがごとく対処していくことができます。智慧は、みなさんをほんとうに自由にする力を持っています。

※以上『信仰告白の時代』より抜粋
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 私たちは智慧を求めています。智慧の視点から愛を考えるべきなのです。特に、二国間の関係においては、智慧が必要です。ただ、これは非常に難しいことです。どの国にも、固有の問題があり、それぞれに事情があるため、たいへん難しいのです。しかし、私たちは、「何が正しいのか」ということを探究し、「智慧の力」によって、正義を確立しなければなりません。そして、この意味において、「何が愛なのか」ということを考えるべきなのです。

「多くの人々にとっての愛」と「個人的な愛」とは少し違います。いや、かなり違います。もし、智慧の不足によって、国が破壊されるならば、それは愛ではないと思います。また、智慧の不足によって、もし、悪しき国が他国を侵略し、多くの人々がその悪しき侵略によって苦しむのならば、それは悪です。そのときには、国連や他の大国が、その悪事を止めるべきなのです。それが正義です。私たちは、愛について、「個人的なもの」と考えがちですが、国際政治において、戦争や内戦が起きた場合には、智慧の視点から正義を求めなければなりません。

※以上『正義の法』より抜粋
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著者プロフィール
大川隆法 Ryuho Okawa
 幸福の科学グループ創始者兼総裁。
1956年、徳島県生まれ。東京大学法学部卒業後、大手商社に勤務し、ニューヨーク本社で最年少の財務担当オフィサーとして、年間1兆円の輸出入、三国間・国内の外為実務の事実上の責任者として活躍した。帰国後、大手銀行二十行の資金交渉担当役に抜擢される。
1986年、幸福の科学を設立し、日本全国、世界各国に精舎、支部・拠点を展開。日本最大規模の組織をつくりあげた。著者の経営理論を実践し、上場した企業も多く、優れた経営者が続々と誕生している。
編集・執筆:木藤 文人[ジャーナリスト]






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