|第70回 コロナ不況下における経営指南 (1) #2
昨年の6月から「経営者の器量」特別編と題して、コロナ禍における経営のサバイバル術を5回(第40回~44回)にわたってお届けしました。あれから1年余りが経過し、変異株による感染は世界的に衰えを見せず、相次ぐ緊急事態宣言で日本経済はますます疲弊しつつあります。これから本格的に押し寄せる“コロナ不況”にどう立ち向かえばいいのか。組織や個人が生き残るための戦略を学びます。
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とにかく、通常ベースに戻せそうなものは、なるべく戻してください。幸福の科学の職員は、いまだに通常の仕事をしています。外部での大きな行事ができないのが少々残念ではありますが、できることは普通にやっていってください。もし、時間が余っているのであれば、仏法真理の勉強等をしっかりとするなどして蓄積をつくり、“将来の戦闘のための材料”をつくるとよいでしょう。
経済対策については、国や地方自治体の言うことをあまり信用しないほうがよいでしょう。お金でもくれるのであれば、それは結構なことではありますが、お金をくれようがくれまいが、自分のところが生き残っていけるように考えてください。業務の形態やPRの仕方、その他のことを考えて、生き残っていけるようにしてください。
※以上『コロナ不況下のサバイバル術』より抜粋
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提言としては、先ほど言いました「強靱であること」-個人的にも強い体質を持つこと。それから、会社においても同じであること。景気の浮き沈みや、政府や地方自治体の指示による浮き沈みにもう翻弄されることなく、自分でやれることはやる。考えつくことは考えつき、新しいものにシフトしたりして、「道を拓ける者は拓く」ということです。
知恵を絞って、今まで「これさえやれば儲かる」と思っていたようなものの考え方をちょっと改めて、何か新しいものを追加するなり結合させるなりして、「価値の創造」をしなければ生き残れないと思っていただきたい。今までこの世になかったものをつくり出す。それもいろいろな規制のなかをかいくぐって、どうやってつくり出すか。これができたところだけが生き残り、さらに発展することができるということです。また、「異種のアイデアの結合」は非常に大事です。
※以上『コロナ不況にどう立ち向かうか』より抜粋
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著者プロフィール |
大川隆法 Ryuho Okawa
幸福の科学グループ創始者兼総裁。
1956年、徳島県生まれ。東京大学法学部卒業後、大手商社に勤務し、ニューヨーク本社で最年少の財務担当オフィサーとして、年間1兆円の輸出入、三国間・国内の外為実務の事実上の責任者として活躍した。帰国後、大手銀行二十行の資金交渉担当役に抜擢される。
1986年、幸福の科学を設立し、日本全国、世界各国に精舎、支部・拠点を展開。日本最大規模の組織をつくりあげた。著者の経営理論を実践し、上場した企業も多く、優れた経営者が続々と誕生している。 |
編集・執筆:木藤 文人[ジャーナリスト]
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