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第50回【徳ある経営者になろう】経営者はAIによる支配を怖れよ(2)

|第50回 経営者はAIによる支配を怖れよ(2)#2

2018年の11月8日の第1回目の配信から2年。この度、経営メルマガ「徳ある経営者になろう」は50回目を迎えることとなりました。長きにわたって親しんでいただいている読者の皆さまに、心より感謝、御礼申し上げます。
引き続き、さまざまな角度から仏法真理として説かれた経営の極意を、ともに学んでまいりたいと思います。

今回は前回に引き続き、コロナ禍において台頭するAIと、経営について考察します。

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 これは国内問題も絡みますが、インターネット、コンピュータ系の仕事が2000年以降すごく進んだわけですが、これもやはり、どうしても安くなる方向に、全部が流れているように見えますね。

 いろいろなものがだんだん安くなってきて、結局、これが経費削減にはなっているんですけれども、「全体的に貧しくなっている可能性がある」ということを、一度、注目したほうがいいと思いますね。

 インターネット系の発展により、経費削減をして、「人減らし」をやっているかもしれない。ということであれば、将来は、“ロボット税”とか“AI税”とかでも入れないかぎりは……。要するに、人間の代わりに働いているんだから、そうなるかもね。

※以上『君たちの民主主義は間違っていないか。』より抜粋
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 宗教として、やはり言っておかなくてはならないのは、「ただ経済原理のために人がいるわけではないのだ」ということです。人が生活していく上で、経済原理が働くようになっているだけのことです。「快・不快」というのは、いちばんレベルの低い感情でしょうが、もう少し難しく言えば、「幸福感」の問題です。「人が幸福感を得られるのは、どういうときか」ということを、やはり考えていかなくてはなりません。

 機械的にだけ見たら、人間というものは、石油の代わりにいろいろな動物や植物をわざわざ調理までして口から入れ、“糞尿製造機械”と化して流しているだけの存在にしかすぎないのです。

「もし、そのように見る人間観がメジャーになったら、大変なことになる」ということを、今、ブレーキを踏んで考えなくてはいけないのです。

※以上『人の温もりの経済学』より抜粋
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著者プロフィール
大川隆法 Ryuho Okawa
 幸福の科学グループ創始者兼総裁。
1956年、徳島県生まれ。東京大学法学部卒業後、大手商社に勤務し、ニューヨーク本社で最年少の財務担当オフィサーとして、年間1兆円の輸出入、三国間・国内の外為実務の事実上の責任者として活躍した。帰国後、大手銀行二十行の資金交渉担当役に抜擢される。1986年、幸福の科学を設立し、日本全国、世界各国に精舎、支部・拠点を展開。日本最大規模の組織をつくりあげた。著者の経営理論を実践し、上場した企業も多く、優れた経営者が続々と誕生している。
編集・執筆:木藤 文人[ジャーナリスト]




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