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第44回【徳ある経営者になろう】経営者の器量〈特別編:不況下、コロナ禍におけるサバイバル術(5)〉

|第44回 経営者の器量〈特別編:不況下、コロナ禍におけるサバイバル術(5)〉#2

今月17日に政府から発表された4~6月にかけてのGDP速報値は、物価変動の影響を除いて実質前期比7.8%減、年率換算で27.8%減の下落。
政府の緊急事態宣言を受けての営業自粛や外出を控えるという動きが、外食や旅行などのサービス業を中心に暗い影を落としました。
なかでも2014年の消費増税の際、四半期で4.8%減を記録した個人消費の落ち込みが、今回、8.2%減となったことで、さらなる.景気の下押し圧力が強まることが懸念されます。

特別編の最終回も“時代を生き抜く経済”における新たな智慧に学びます。

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 今のところ、インフルエンザが強く流行ったとき以上のものではないので、そこまで考える必要はないのではないかと思います。

 個人による仕事をしているようなところは、なるべく頑張って、やり続けられるものはやらないと、本当に失業状態、倒産になってしまいますが、政府も救ってはくれません。

 できるのは、配給制のようなものです。「パンや牛乳、お米などを割り当てて配給する」とか、「価格を統制する」とか、そのようなことはできますが、「自由に、いろいろな職業設計をする」というようなことは無理です。したがって、自分で捨てたら終わりになりますので、できるところは、なるべくしたらよいと思います。

 現実には、ウィルス感染をそれほど怖がる必要はないでしょう。

※以上『コロナ不況下のサバイバル術』より抜粋
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 これからのキーワードとして、「人の温もりのあるもの」、「人の温もりの経済学」「人の温もりがある新しい企画」のようなものが大事になるでしょう。「新しい経営方針、新しい経済方針のなかに、人の温もりは感じられますか。それは、『人の顔をした経済学』ですか。それとも、『AIが支配する経済学』ですか。そのAIは、人を虫けらのごとく扱って、最後は『中国 対 香港』のようなことになるかもしれませんが、そのあたりについて分かっていますか」ということです。

 全体主義のほうが効率的に見えるために、為政者にはあっという間にそちらのほうへ持っていかれるので、ここは踏みとどまらなければいけないところでしょう。効率の悪さのなかに、人間としての魂の活動の喜びもあるということを、また忘れてはならないと思います。

※以上『人の温もりの経済学』より抜粋
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著者プロフィール
大川隆法 Ryuho Okawa
 幸福の科学グループ創始者兼総裁。1956年、徳島県生まれ。
東京大学法学部卒業後、大手商社に勤務し、ニューヨーク本社で最年少の財務担当オフィサーとして、年間1兆円の輸出入、三国間・国内の外為実務の事実上の責任者として活躍した。帰国後、大手銀行二十行の資金交渉担当役に抜擢される。
1986年、幸福の科学を設立し、日本全国、世界各国に精舎、支部・拠点を展開。日本最大規模の組織をつくりあげた。著者の経営理論を実践し、上場した企業も多く、優れた経営者が続々と誕生している。
編集・執筆:木藤 文人[ジャーナリスト]




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