起業家として新しいビジネスを始めたい。生涯現役、第二の人生を開きたい。
ただの経営者ではなく、真理を実践する“徳”のある経営者になりたい。
そうした目標を達成するための
とっておきのメールマガジン「徳ある経営者になろう」。
大川隆法総裁の経営書シリーズから学び、
経営の極意をつかんでいきましょう。
このメルマガでは、毎回テーマを設け、
大川隆法総裁の経営書シリーズ抜粋より、経営の極意をつかむべく、
ヒントを配信しています。
※当記事は、メールマガジン「徳ある経営者になろう」(月一配信)の一部をバックナンバーとして掲載しています。
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徳なるものは必ずあるものです。
それをみなさんにわかるようなかたちでご説明するならば、自分が生きてきた時間のなかで、自分のことより他の人の幸福のことを考えた時間のほうがはるかに多い人のことを、「徳ある人」と言うのです。
徳がある人というのは、他の人びとへの愛の思いを持ちつづけてきた人のことを言うのです。
※以上『人格力』より抜粋
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|第124回 シリーズ「理想の会社の創りかた」-今こそ、イノベーションのとき(1)-
ピーター・ドラッカーにとって小学生時代、ワークブックによる目標管理の方法を学んだことが自己管理のマネジメントの原点でした。その後、編集者時代に学んだのは((1)半年間に行った出来栄えのいい仕事 (2)懸命にやった仕事 (3)失敗した仕事)に基づいて、「集中すべき課題」、「改善すべきこと」、「勉強すべきもの」の目標を立てることでした。彼はこの6項目をベースに、目標管理を実践したのです。
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イノベーションには二種類があります。一つは、経済学者のシュンペーター流の、「異質なものの結合」という面でのイノベーションです。例えば、水素(H)と酸素(O)が結合すると、水(H2O)という、まったく違うものができます。水素は「燃えるもの」ですし、酸素は「燃やすもの」ですけれども、そういう燃え上がるものが、水という、火を消すことができるものをつくり出します。
もう一つのイノベーションは、経営学者のドラッカー風の「体系的廃棄」です。これまで成功してきたやり方、仕組みなどを体系的に廃棄するのです。この「体系的」というところが大事な点です。「いったん御破算にしてしまう」ということです。その上で、「もう一度、考え直してみる」ということを行わなければなりません。「『今まで、これでうまくいったから』という考え方を、そのまま維持していたのでは、時代に取り残されるおそれがある。今までのやり方などを体系的に廃棄することがイノベーションだ」というのがドラッカーの主張です。
※以上『未来創造のマネジメント』より抜粋
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基本的に、イノベーションの主流は、現在やっているもののなかで、非効率なところやマイナスのところを少しずつ修正しながら、プラスと見えるところを少しずつ推し進めていき、長期的に、だんだんよい方向へと持っていくことです。これが「イノベーションの王道」であることを忘れないでください。
個人の思いつきや、とにかくみんなが絶対にやらないことをやってみるなど、そういう、リスクを冒すことだけがイノベーションだと思ってはなりません。やはり、「事業の継続性を保ちながら、短所のところを矯めつつ、長所を伸ばしていく」という考え方がイノベーションなのです。また、「未来は、そういう創造性の積み重ねの上にあるのだ」ということを知らなくてはいけません。そういう意味では、手堅い仕事をしながら、だんだんだんだん上手に大きくしていくことが大事です。
※以上『未来へのイノベーション』より抜粋
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