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第112回【徳ある経営者になろう】シリーズ「理想の会社の創りかた」-勤勉なる精神(3)-

起業家として新しいビジネスを始めたい。生涯現役、第二の人生を開きたい。
ただの経営者ではなく、真理を実践する“徳”のある経営者になりたい。
そうした目標を達成するための
とっておきのメールマガジン「徳ある経営者になろう」

大川隆法総裁の経営書シリーズから学び、
経営の極意をつかんでいきましょう。

このメルマガでは、毎回テーマを設け、
大川隆法総裁の経営書シリーズ抜粋より、経営の極意をつかむべく、
ヒントを配信しています。
※当記事は、メールマガジン「徳ある経営者になろう」(隔週配信)の一部をバックナンバーとして掲載しています。

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 徳なるものは必ずあるものです。
それをみなさんにわかるようなかたちでご説明するならば、自分が生きてきた時間のなかで、自分のことより他の人の幸福のことを考えた時間のほうがはるかに多い人のことを、「徳ある人」と言うのです。
徳がある人というのは、他の人びとへの愛の思いを持ちつづけてきた人のことを言うのです。

※以上『人格力』より抜粋
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|第112回「理想の会社の創りかた」-勤勉なる精神(3)-

 災害によって一家離散の憂き目にあった尊徳翁ですが、逆境を恨むことなく、17歳のとき、水害で荒れた空き地に稲の捨苗(植えられずに捨てられた苗)を植えて、1俵の籾を収穫します。それを元手に収穫を増やしていったことが、後に、小を積んで大を成す「積小為大」の思想につながるのです。現在でも「捨苗栽培地跡」として遺され、史跡・天然記念物に指定されています。

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  「弱者に優しい」ということ自体は構わないのです。弱者に対して優しい気持ちを持つことは結構です。しかし、誰もが貧しくなり、弱くなっていく方向で社会をつくったら、結果的に全体が下がっていきます。そうなると、弱者が救えなくなります。

「勤勉に働いたり、創意工夫をしたりして、大きな富をつくる人たちや、会社を経営して成功する人たちを、憎んだり、嫉妬したりする」というカルチャーをつくると、人々は、ほかの人から嫉妬されたり憎まれたりすることを嫌がり、富や成功を手に入れないようにしようとし始めます。「ほかの人と同じだったら、そう思われないで済む」と考えて、経済活動のレベルを下げるのです。その結果、その社会は、低いレベルで、平準化、標準化してきます。

 結局、勤勉で、富の創造を肯定する思想を持っていなければ、やはり、豊かにはなれないものなのです。これを間違わないようにしてください。

※以上『繁栄思考』より抜粋
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 結局、意思決定をするために何が必要かというと、今述べたように、まず、仕事レベルでは、考えられる手を一通り考え、一つひとつ詰めておくことです。

 その次には、やはり、「ひらめき」がなければ駄目です。要するに、「どちらのほうが、自分たちの会社や組織が生き残り、発展していける『生き筋』なのか」というインスピレーションやひらめきに、命を懸けるつもりでなければいけないのです。これは、「事前に、どれだけ真剣に情報を集め、論理的な考え方で詰めたか」ということにかかっています。脂汗を流して詰めれば詰めるほど、そのあとのひらめきが真実味を帯びてきて、いいかげんなものにはならないのです。

 魔界の者の惑わしを受けたり、低い意識レベルの霊から指導を受けたりしてはいけないので、そのためにも、事前に、できるだけのことを考え、詰めておかなければいけません。霊の世界には、波長同通の法則というものがあり、勤勉に努力していると、そうした霊は近寄ってこないのです。

※以上『未来創造のマネジメント』より抜粋
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