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第75回【徳ある経営者になろう】シリーズ「理想の会社の創りかた」-経営理念編(1)-

起業家として新しいビジネスを始めたい。生涯現役、第二の人生を開きたい。
ただの経営者ではなく、真理を実践する“徳”のある経営者になりたい。
そうした目標を達成するための
とっておきのメールマガジン「徳ある経営者になろう」

大川隆法総裁の経営書シリーズから学び、
経営の極意をつかんでいきましょう。

このメルマガでは、毎回テーマを設け、
大川隆法総裁の経営書シリーズ抜粋より、経営の極意をつかむべく、
ヒントを配信しています。
※当記事は、メールマガジン「徳ある経営者になろう」(隔週配信)の一部をバックナンバーとして掲載しています。

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 徳なるものは必ずあるものです。
それをみなさんにわかるようなかたちでご説明するならば、自分が生きてきた時間のなかで、自分のことより他の人の幸福のことを考えた時間のほうがはるかに多い人のことを、「徳ある人」と言うのです。
徳がある人というのは、他の人びとへの愛の思いを持ちつづけてきた人のことを言うのです。

※以上『人格力』より抜粋
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|第75回 シリーズ「理想の会社の創りかた」-経営理念編(1)-

 松下電器産業(現パナソニック)の創業者、松下幸之助翁が、ある宗教団体の隆盛ぶりを視察し、「事業経営の使命」を学んだことは、あまりにも有名な話です。

本来、経営者たる者は、自らの利益を追求するのみならず、国家の繁栄や人類の幸福に寄与することが、天より与えられた役割だと言えます。名経営者といわれる御仁が、こぞって宗教哲学を信奉する所以なのです。

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 松下幸之助さんは、「本当に『資本金なし、体力なし、学歴なし』で全部を始め、だんだん会社が大きくなっていき、未知の体験にどんどん突入していく」というようなことを一代で経験し、最後は、自分の会社の製品も、もう分からないぐらい現代化していきました。

この人の場合、「まずは、『思い』と言ってもいいし、『夢』が先にあった」ということは言えると思うのです。企業家は、ある意味での「ドリーマー」というか、「夢を持つ人」でなくてはいけません。夢がないと、やはり、「新しいものが立ち上がって大きくなる」ということはないでしょう。

昭和恐慌(昭和五年)のころだったのですが、天理教にも視察に行って、「“宗教的”ミッション経営が非常に大事だ」ということを悟り、「松下教」ともいわれるような、いろいろな経営理念や教義のようなものを“編み出して”いって、それをみんなに共有してもらおうと、一生懸命努力したことは、やはり非常に参考になると思います。

※以上『「経営成功学の原点」としての松下幸之助の発想』より抜粋
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 経営理念を繰り返し浸透させておくと、さまざまな業務のなかで迷ったとき、方向性が分からないときに、この理念に基づいて判断がなされていきます。

 経営理念に基づいて、社員が「個別の仕事はどうあるべきか」ということを判断するようになることが大事です。この経営理念があれば、会社の規模が百人になり、千人になり、一万人になったとしても、社員は、その理念を反芻しながら自分たちで考え、「このようにすべきである」ということが分かるのです。
 したがって、経営者は経営理念をつくらなければいけないのです。その意味で、経営者は哲学者でなければいけません。難しい哲学である必要はありませんが、経営者は、考え方や思想をつくり出せる人でなければならないのです。

※以上『経営入門』より抜粋
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