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第34回【徳ある経営者になろう】経営者の器量〈10.クリエイティブパワーが経営者の条件~その1〉

|第34回 経営者の器量〈10.クリエイティブパワーが経営者の条件~その1〉#2

前回は「混沌の時代には洞察力がものをいう」をテーマに、激変する時代において経営者に求められる器量について考察しました。
なかでも閃きがあり、感性豊かな経営者であっても、「この場合は、こう考える」といったもの事の考え方や筋道を、努力して積み重ねなければならないということを学びました。
インスピレーショナブルで考え方がよく変わる経営者であっても、一つの筋道を立てることで、社員たちもその論理に合わせて仕事をし始めるからです。

今回から二回にわたって経営者の肝といえる「クリエイティブパワー」について探究します。

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 アップル社ができたときの自由な空気のようなものを、もう一度、世の中が認めるようなブームも要るのではないかと考えています。

 「権威にとらわれず、前例にとらわれず、チャレンジしていく精神は尊い」という考え方です。「若い人からでも、どんな学歴の人からでも、いろいろなアイデアや発想が出てくることはあるのだ。それを見逃さないようにしていくことが大事なのだ」ということを知っておいてください。

※以上『創造する頭脳』より抜粋
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 循環と繰り返しがあってこそ、経済活動は成り立つのであり、一度きりで終わったならば、経済活動として成り立ちません。事業には継続ということが必要なのです。そのため、常に需要を発見していく態度が大事です。事業の初動期には「需要の発見」が必要です。そして、ある程度、事業が大きくなったならば、次に「需要の創造」をしていかなくてはなりません。

 最初はとりあえず、求められるものを供給し、次には、「こうしたものが必要でしょう」と、人々がまだ気づいていない需要をつくり出し、それを供給していくのです。

 需要の発見と創造の次の段階としては、「この需要をてこにして、さらに発展的なことができないか」と、その応用を考えていくことが大事なのです。

※以上『智慧の経営』より抜粋
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著者プロフィール
大川隆法 Ryuho Okawa
 幸福の科学グループ創始者兼総裁。1956年、徳島県生まれ。
東京大学法学部卒業後、大手商社に勤務し、ニューヨーク本社で最年少の財務担当オフィサーとして、年間1兆円の輸出入、三国間・国内の外為実務の事実上の責任者として活躍した。帰国後、大手銀行二十行の資金交渉担当役に抜擢される。
1986年、幸福の科学を設立し、日本全国、世界各国に精舎、支部・拠点を展開。日本最大規模の組織をつくりあげた。著者の経営理論を実践し、上場した企業も多く、優れた経営者が続々と誕生している。
編集・執筆:木藤 文人[ジャーナリスト]




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