病の時は、反省と感謝のとき
「人々よ 病に負けるな 病の時には 病を最大限に利用せよ
あなたはまず反省の時間を得た この時に哲学者にでも
詩人にでもなれるではないか
病の時間を利用して長編小説を構想し 大作家にでもなればよい」
(『人生に勝利する詩』講義より)。
人は自ら苦しみや悲しみを経てこそ、苦しんでいる人や悲しんでいる人にやさしく寄り添うことができるのです。
◆◇目次◇◆
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1 癒しシリーズ:「精神・神経」恐怖症
2 ドクター秋子の「ちょこっと健康法」:薬膳料理と健康(2)
3 心に問いかける一言:7つ目
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┃ 1┃癒しシリーズ:「精神・神経」恐怖症
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恐怖症という名称は、俗称であり、正確には「限局性恐怖症」と言います。特定の対象に恐怖心を抱き、その対象を回避する行動を取るというのが医学的な解釈です。最も知られているのは「高所恐怖症」ですが、恐怖症にはさまざまな種類があります。例えば、暗いところに恐怖を感じる「暗所恐怖症」、狭いところに恐怖を感じる「狭所(閉所)恐怖症」、尖ったものに恐怖を感じる「先端恐怖症」などが代表的です。他にも特定の動物に恐怖心を抱く「動物恐怖症」や橋を渡ることに恐怖心を抱く「渡橋恐怖症」、あるいはエレベーターに乗れない(狭所又は高所恐怖症)という方も、少なくありません。
さて、この恐怖症の原因ですが、医学的には解明されていません。過去のつらい経験、トラウマなどからくる「環境的な要因」、一方では、親から恐怖症を受け継いだとされる「遺伝的な要因」だとされますが、説得力としては弱い気がします。この世的には、過去の恐怖体験、ストレス障害(PTSD)から来るものもあるでしょう。
幸福の科学では、転生輪廻の思想から「前世において、どんな死に方をしたか。どんな病気で死んだか。あるいは、事故その他で死んだか」ということが、今回の人生における病気の症状に、かなり出てきていることが多いと考えます。実は、今世は肉体をもっていても、その魂(過去世)のなかにある苦しみのようなものが滲み出て、「幽体」が変化することで、肉体に変化が現れてくるといわれます。つまり、心が原因で、肉体に症状が現れているケースが多いということです。
参考書籍:『ザ・ヒーリングパワー』
文責:木藤文人
「恐怖症」の病気についての書籍抜粋
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〈本文より抜粋〉
予想外のところで叱責されたりすると、「恐怖心」が生まれることがあります。「女性恐怖症」や「男性恐怖症」という「異性恐怖症」においても、だいたい、何かのときに失敗したような経験があって、それからあと、恐怖心が生まれ、どうもぎこちなくなったり、自分を信頼できなくなったりしていることが多いのです。このあたりに関しては、そういう自分自身をよく見つめてみることです。「そうなのではないか」と思ったら、自分で自分にかけていた洗脳というか、呪縛のようなものが解けていくので、そういうことが大事なのではないかと思います。
(PP.77-78)
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〈本文より抜粋〉
水がとても怖い人もいます。(中略)こういう人をリーディング(霊査)すると、たいていの場合、過去世において水のなかで死んでいます。水没、水の事故、水で殺される、洪水で死ぬなど、水によって死ぬ経験が出てきます。(中略)さらに典型的なのは高所恐怖症です。(中略)これは、「過去世リーディング」をすると、高い所から落ちて死んでいるケースがほとんどです。(中略)崖から落ちたり、屋根から落ちたり、櫓から落ちたり、建物の窓から落ちたり、突き落とされて殺されたりと、ほとんどの場合、過去世で墜落体験があるのです。(中略)
閉所恐怖症の人もいるでしょう。「閉じ込められるのが怖い。小さな部屋に入れられることや、エレベーターも怖い。鍵をかけられるのが怖い。とにかく、窒息しそうで怖い」という人の場合も、過去世リーディングをすれば、やはり、逃げられない状況に追い込まれて、殺されるような死に方をしているのです。例えば、ナチスのガス室で殺された人であれば、やはり、閉じ込められるような状況を非常に恐怖するでしょう。あのような死に方で大量に死んだ場合、その人たちはわりに早く生まれ変わってくるのですが、そういう恐怖心を持っていることがとても多いのです。
(PP.81-84)
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