
2025年03月21日
【心が変われば、身体も変わる ヒーリング】第6回 「精神・神経」トラウマ
┃ 病の時は、反省と感謝のとき
「人々よ 病に負けるな 病の時には 病を最大限に利用せよ
あなたはまず反省の時間を得た この時に哲学者にでも
詩人にでもなれるではないか
病の時間を利用して長編小説を構想し 大作家にでもなればよい」
(『人生に勝利する詩』講義より)。
人は自ら苦しみや悲しみを経てこそ、苦しんでいる人や悲しんでいる人にやさしく寄り添うことができるのです。
◆◇目次◇◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1 癒しシリーズ:「精神・神経」トラウマ
2 ドクター秋子の「ちょこっと健康法」:薬膳料理と健康(1)
3 心に問いかける一言:6つ目
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃ 1┃癒しシリーズ:「精神・神経」トラウマ
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━
トラウマという言葉の語源は、ギリシャ時代に遡ります。本来、ケガや外傷という意味でしたが、心理学者ジークムント・フロイトが、肉体や心に受けたダメージによって後遺症が残り、精神的な障害が起こると発表したことに由来します。一般的には、性的な虐待による男性恐怖症や強迫神経症などによる恐怖感がトラウマとして遺るということが言われていましたが、大川隆法総裁によると、トラウマの原因は過去世に由来する根の深い問題だとされます。
アトランティスの時代、一夜にして大陸の陥没によって多くの命が失われる光景を見たという記憶のある人います。「私には近い将来を見通すような力がありました。ここは危ないと何度も警告したのですが、多くの人びとは耳を貸してくれませんでした」と当時を振り返っています。例えば、洪水で命を落とした人は、水に対する恐怖心をもっています。また、「地震で死んだ」、「疫病(ペストなど)で死んだ」「闇討ちに遭って死んだ」など、不幸な死に方をした経験は、魂の奥底に遺ると言われます。しかし、今の心理学は、この世における過去の出来事から、トラウマになった原因を探しているのです。
参考書籍:『心と体のほんとうの関係。』
「トラウマ」の病気についての書籍抜粋
。:*:☆。:*:☆。:*:☆。:*:☆。:*:☆。:*:☆。:*:☆───★
〈本文より抜粋〉
「津波に襲われても助かった」というのは、非常にありがたいことですが、おそらく、失われたものもあったでしょうし、心のなかには、それなりの精神的な傷がトラウマのように残っただろうと思うのです。あれだけの出来事に遭うと、魂には、通常、二千年程度はトラウマが残ります。それは、転生しても残ることが多いので、その後の転生において、恐怖体験が何度もよみがえってくることは数多くあります。(中略)
しかし、最終的には、(中略)「魂としての生活のほうが人間の生活の本体だ」ということを感じなくてはなりません。震災という、この世で起きたことに対する恐怖心はかなりあるでしょうが、その恐怖心を増幅させて、あまりにも長く持ち越していくことは、よいことではないので、できれば、生きている間に、それを克服することが大事だと思います。(PP.144-145)
★───☆:*:。☆:*:。☆:*:。☆:*:。☆:*:。☆:*:。☆:*:。
〈本文より抜粋〉
過去に、病気、倒産、失恋など、いろいろな不幸があっても、〝いまが幸福〟ならば、「ああいうことを通して、私は幸福になった」と思うことによって、全部が幸福の種に見えるのですね。しかし、〝いまが不幸〟であれば、「あの病気のせいで私は駄目になった」「あのテストで落ちたために駄目になった」「あの人に振られたために、こうなった」「家が倒産したために不幸になった」「小さいとき父親にいたずらをされて、こうなった」(中略)など、全部が不幸の原因になるのです。「不幸の原因は過去にある」と思っている人であっても、実際は、「現在ただいまが幸福になったら、みな、金色に変わる」ということなのです。(中略)現在のあなたが変われば、過去は変えられます。(PP.111-112)
★───☆:*:。☆:*:。☆:*:。☆:*:。☆:*:。☆:*:。☆:*:。
著者プロフィル |
---|
大川隆法(おおかわ りゅうほう) 幸福の科学グループ創始者兼総裁。 1956年、徳島県に生まれる。東京大学法学部卒業。81年、大悟し、人類救済の大いなる使命を持つ「エル・カンターレ」であることを自覚する。86年、「幸福の科学」を設立。信者は世界179カ国以上に広がっており、全国・全世界に精舎・支部精舎等を700カ所以上、布教所を約1万カ所展開している。著作は42言語に翻訳され、発刊点数は全世界で3200書を超える。また、28作の劇場用映画の製作総指揮・原作・企画のほか、450曲を超える作詞・作曲を手掛けている。 |