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【出版社員に聞いてみたい】第3回 新入社員の時に読んでおいて良かった本はなんですか?

2025年が始まったと思ったら、あっという間に季節は春になりましたね。皆様のなかには、今年から新社会人になられる方や、新生活がスタートする方がいらっしゃるのではないでしょうか。
未来への期待に胸を膨らませながらも、「自分は社会に通用するのだろうか」「社会人としてやっていけるのだろうか」等不安になることもありますよね。
皆様が良きスタートを切ることができるように、エールの気持ちを込めて社会人として活躍している出版社員に話を聞いてみました。
初心に戻れるような一書と出会えますように!



▼ 目次 ▼ クリックすると該当箇所へジャンプします。
● お一人目 にっくさんに聞いてみた!
● お二人目 まゆさんに聞いてみた!


┃お一人目 にっくさんに聞いてみた!

――にっくさんは新入社員の時に読んでよかったなと思う本はありますか?

にっくさん:そうですね~、色々ありますけど、特に印象に残っているのは『鋼鉄の法』の第二章「原因と結果の法則」ですかね。

――お~ちょっと意外な本ですね。にっくさんの新入社員時代に『鋼鉄の法』が発刊されたんでしたっけ。

にっくさん:ギリギリ社会人になる前に発刊されましたね。社会人になったのが2020年4月で、『鋼鉄の法』発刊日が2019年11月でした。学生時代の内に、ここに書かれていた内容はじっくりと読み込みました。
学生時代に読んだときは、『ここに書いてある内容は当たり前なんじゃないのかな…』なんて思ってました。(笑)

――(笑)。でも印象に残っているんですか?

にっくさん:そうです。社会人になってみて、いざ実践しようとしますよね。全然出来ないんです(笑)。その時に『その立場になって、わかることが沢山あるんだ』って思いました。書籍で特に印象に残っている箇所なんですけど、

『「若いころの苦労は買ってでもせよ」と言われますけれども、私も、結果的には賛成です。《中略》
若いころは、そういう苦労をしたり、いろいろな試練に遭ったりすると嫌なもので、「できるだけ逃れたい」と思いがちですが、実際に何十年かたってみると、「いや、そういうもの一つひとつが、自分を育ててくれる種になったんだな」「そのときは分からなかったな」と思うことのほうが多くなるのです。(p.98)』

――まさにですね。学生時代には頭で理解している言葉ですが、実際してみるととても難しいですよね。

にっくさん:ほんとですよね。私は学生時代に読みましたが、この言葉は今後の人生で後悔しないために新社会人の時にしっかりと落とし込みたいことなのかな~と思いますね。少し慣れてきた今でも、改めてこの書籍を読むとできてないこととかが見つかって、刺さってきます(笑)。そういう意味では、中堅層の方でも刺さる言葉があるのではないでしょうか。

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にっくさんが読んでよかった本はこちら

●『鋼鉄の法』
-人生をしなやかに、力強く生きる

/大川隆法(著)

/2,200 円(税込)
(2019年11月発刊)
 L詳細を見る

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にっくさん、ありがとうございました!にっくさんが新入社員の時に読んでおいて良かった本は、『鋼鉄の法』でした。
『鋼鉄の法』の「原因と結果の法則」の中では、『「人から教わって知ること」は数多くある』という節がありますが、その中では総裁が上司などに指摘されて知ったマナー等が書かれております。
転ばぬ先の杖として教えてくださっているものが多数ありますので、ぜひ参考にしたいですね。



┃お二人目 まゆさんに聞いてみた!

――まゆさんは新入社員の時に読んでよかったなと思う本はありますか?

まゆさん:私は『創造的人間の秘密』です。実は初めて読んだ当時は、内容のすごさは十分にわからなかったのですが、大人になって自分の専門を掘るほど、若い時にもっと理解しておきたかったと思います。特に、知的なものや創造的なものに惹かれる方に、ぜひお勧めしたい一書です。

――『創造的人間の秘密』ですか。こちらも少し意外ですね。そういえば、まゆさんは、今の仕事をされる前は月刊雑誌の編集部員をされていたんでしたっけ。

まゆさん:はい。具体的には企画コンセプトを立て、まずはそのテーマについて自分が勉強し、そのうえで内容構成を考え、専門家などに取材をしながら原稿を書き上げ、記事を完成させていくような仕事ですね。

読者に「読みたい」と思って手に取ってもらい、さらに「読んでよかった」と思ってもらうには、企画力と勉強量がとても大切で。

――どちらも、日々の訓練・蓄積がものを言いますよね。特に「ここが参考になった!」と思った箇所ってありますか?

まゆさん:そうですね。たとえば『創造的人間の秘密』の第一章には、創造性を高める「思考訓練」について書かれています。基本としてなすべき努力を当然として行った上で、さらに、「違う角度から物事を考えてみる」ということが大事と言われています。具体的なヒントも記されていてわかりやすいのかな、と。ご自身のお仕事において、どのように展開できるのかと考えると、もっとお仕事に活かしていけるかも。この箇所と、もう一つ参考になった箇所があって…。

――思考訓練の方法ってなかなか学べないですよね。もう一つはどこですか?

まゆさん:もう一つは『勉強の蓄積について』なのですが、これは毎日記事を書くことが仕事だった私にとって、本当に大きなテーマでした……。

――勉強の蓄積ですか。記事を書く上でとても大事になってきそう。

まゆさん:そうなんです。まえがきで、「本を年二千冊以上読めば、いくらでも著書が書けるわけではない。読めば読むほどに、頭の中身が混乱し、収拾がつかなくなるのが、九十数パーセントの人たちだろう」とありますが、本当にその通りだと痛感します。

『常に砂の中に砂金を見つけ出す努力や、ダイヤモンドの原石を磨き続ける努力が必要だ。(まえがきより)』
 『創造的人間になるためには、『愛』が必要である。世の中の人々のお役に立とうと思えばこそ、時間を絞り出し、智慧を結晶させ、努力を継続し続ける気概が湧いてくる。(あとがきより)』

まゆさん:若い方にこそ読んでいただきたい、生き方が変わる一書です。

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まゆさんが読みたくなる本はこちら

●『創造的人間の秘密』
/大川隆法(著)

/1,760 円(税込)
(2018年6月発刊)
 L詳細を見る

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まゆさん、ありがとうございました!まゆさんが新入社員の時に読んでおいて良かった本は、『創造的人間の秘密』でした。

にっくさん、まゆさん、お二人とも体験談と新入社員の時に読んでおいて良かった本を教えてくださってありがとうございました。
新社会人として活躍されていくみなさまのエールとなりましたら幸いです。
この春もみなさまがよきスタートを切ることができますように!



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