|第130回 シリーズ「理想の会社の創りかた」-今こそ、イノベーションのとき(7)- #2
イノベーションの種を発見する方法を、ドラッカーが代表的な七項目を提示しています。(1)予期せぬ成功、あるいは失敗を原動力にする。(2)ニーズを発見する。(3)産業構造の変化を見抜く。(4)ギャップ(業績や認識)を探す。(5)人口構造の変化を把握する。(6)あるモノに対する認識の変化を捉える。(7)新たな機会や知識を活用する。いずれにせよ、変化を捉えることがイノベーションの“肝”だと言えそうです。
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二千年前、三千年前、あるいは、それ以上前の宗教に基づく、霊界観や、この世での生活様式、文化が数多くあります。そういう古くなったものを、新しいものと入れ替えていき、霊界の刷新と、この世における宗教文化のイノベーションを行い、新しい生活に合った姿に変えていくという、大きな使命を私は持っているのです。
この世もあの世も、刷新していくべきところは刷新していかなければなりません。幸福の科学は、そのような使命を帯びて活動しているのだということを知っていただきたいのです。「宗教は必ずしも古代返りをするものではないのだ」ということです。
幸福の科学は、霊界のほうにも、いま、インパクトを与え、変化を起こさせています。「地上と霊界は相互に影響し合っている」ということも知っていただきたいのです。この世の人間の仕事が霊界を変えていく面もあり、この世でどういうものをつくるかによって、あの世も連動して変わっていくのです。
※以上『霊界散歩』より抜粋
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ドラッカーも、「成果をあげようとすれば、一つのことに集中しなければいけない」と言っています。
ドラッカーは、十三歳のとき、学校の先生から、「大きくなったら、何によって人に憶えられたいか」と訊かれました。子供たちは、パイロットとか、政治家とか、会社の社長とか、医者とか、いろいろなことを言うかもしれませんが、ドラッカーは、「先生のこの質問が耳から離れない」と述べています。
その先生は、「もし五十歳になって、この質問に答えられないようだったら、君の人生は失敗である」と言うのです。「五十歳になって、『自分はいったい何者か。何がしたかったのか。何によって人に憶えられたいか』ということへの答えを見つけていないようだったら、成功しているとは言えない」ということを言ったわけです。これは、ある意味で、「いろいろなことをやっても構わないが、基本的に、『自分は何でもって世の中に認められようとしているのか』という中心軸は忘れないようにしなさい」ということです。
※以上『イノベーション経営の秘訣』より抜粋
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著者プロフィール |
大川隆法 Ryuho Okawa
幸福の科学グループ創始者兼総裁。
1956年、徳島県生まれ。東京大学法学部卒業後、大手商社に勤務し、ニューヨーク本社で最年少の財務担当オフィサーとして、年間1兆円の輸出入、三国間・国内の外為実務の事実上の責任者として活躍した。帰国後、大手銀行二十行の資金交渉担当役に抜擢される。
1986年、幸福の科学を設立し、日本全国、世界各国に精舎、支部・拠点を展開。日本最大規模の組織をつくりあげた。著者の経営理論を実践し、上場した企業も多く、優れた経営者が続々と誕生している。 |
編集・執筆:木藤 文人[ジャーナリスト]
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