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第129回【徳ある経営者になろう】シリーズ「理想の会社の創りかた」-今こそ、イノベーションのとき(6)-

|第129回 シリーズ「理想の会社の創りかた」-今こそ、イノベーションのとき(6)- #2

 ジョセフ・シュンペーターが示した「創造的破壊」は、「不断に古いものを破壊し、新しいものを創造し、絶えず内部から経済行動を革命化する産業上の突然変異が必要だ」という言葉に代表されます。経営者はリーダーシップを発揮し、現状維持では衰退するという危機感を持ち、自らリスクをもって挑戦し、社員の個性を尊重して能力を引き出すことで、組織全体がイノベーションを生み出す土壌を育むことだと語っています。

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 ドラッカーは、「未来の経営資源として知識が大事である。知識産業の時代になる」ということをいち早く予言した人です。

「知識が経営資源になる」と言っても、当時は、なかなか信じられませんでした。経営資源というのは、そういうものではなくて、「ヒト・モノ・カネ」と言われていたのです。人材と原材料、それから、お金です。この「ヒト・モノ・カネ」に「情報」が付け加わるわけです。

 時代は、第一次産業から第二次産業、第三次産業へとだんだん進んでいきました。すなわち、農業や工業から商業に移っていき、それから先は、いろいろな情報を操作したりする情報産業のようなもので、高付加価値を生み、高収入を得る人がだんだん増えていったのです。サービス産業といっても、単にワゴンでコーヒーサービスをしているようなサービス産業と、情報産業でのサービス産業とでは質が違います。同じではありません。彼は、「後者のほうに未来はある」と言っていたわけです。

※以上『イノベーション経営の秘訣』より抜粋
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 「イノベーションの時代に入っている」ということを知る必要がありますが、それだけでは、心の安定性、心の平和というものがなくなってしまいます。したがって、「絶えず変わらなければいけないのだ」と思いつつも、同時に、「変わってはいけないもの」も持っていなければならないのです。

 基本方針や理念など、「わが社のなかで、これだけは譲れない。どんなに世の中が変わろうと、これだけは持ち続けなければいけない」というものは、頑固に守らなければいけないのです。

※以上『社長学入門』より抜粋
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著者プロフィール
大川隆法 Ryuho Okawa
 幸福の科学グループ創始者兼総裁。
1956年、徳島県生まれ。東京大学法学部卒業後、大手商社に勤務し、ニューヨーク本社で最年少の財務担当オフィサーとして、年間1兆円の輸出入、三国間・国内の外為実務の事実上の責任者として活躍した。帰国後、大手銀行二十行の資金交渉担当役に抜擢される。
1986年、幸福の科学を設立し、日本全国、世界各国に精舎、支部・拠点を展開。日本最大規模の組織をつくりあげた。著者の経営理論を実践し、上場した企業も多く、優れた経営者が続々と誕生している。
編集・執筆:木藤 文人[ジャーナリスト]




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