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第129回【徳ある経営者になろう】シリーズ「理想の会社の創りかた」-今こそ、イノベーションのとき(6)-

起業家として新しいビジネスを始めたい。生涯現役、第二の人生を開きたい。
ただの経営者ではなく、真理を実践する“徳”のある経営者になりたい。
そうした目標を達成するための
とっておきのメールマガジン「徳ある経営者になろう」

大川隆法総裁の経営書シリーズから学び、
経営の極意をつかんでいきましょう。

このメルマガでは、毎回テーマを設け、
大川隆法総裁の経営書シリーズ抜粋より、経営の極意をつかむべく、
ヒントを配信しています。
※当記事は、メールマガジン「徳ある経営者になろう」(月一配信)の一部をバックナンバーとして掲載しています。

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 徳なるものは必ずあるものです。
それをみなさんにわかるようなかたちでご説明するならば、自分が生きてきた時間のなかで、自分のことより他の人の幸福のことを考えた時間のほうがはるかに多い人のことを、「徳ある人」と言うのです。
徳がある人というのは、他の人びとへの愛の思いを持ちつづけてきた人のことを言うのです。

※以上『人格力』より抜粋
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|第129回 シリーズ「理想の会社の創りかた」-今こそ、イノベーションのとき(6)-

 ジョセフ・シュンペーターが示した「創造的破壊」は、「不断に古いものを破壊し、新しいものを創造し、絶えず内部から経済行動を革命化する産業上の突然変異が必要だ」という言葉に代表されます。経営者はリーダーシップを発揮し、現状維持では衰退するという危機感を持ち、自らリスクをもって挑戦し、社員の個性を尊重して能力を引き出すことで、組織全体がイノベーションを生み出す土壌を育むことだと語っています。

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 イノベーションとは、単なるアイデアだけではありません。そう思いがちかもしれませんし、確かに、イノベーションの基礎には、さまざまなアイデアが出てくることは当然ですが、その個人的なアイデアだけでイノベーションが起きるわけではないのです。

「組織的に、仕事がよい方向へ動いていくように構造変革を起こしていくこと」をイノベーションといいます。したがって、単なる思いつきやアイデアだけではいけません。そういうものはヒントとしてはあってもよいのですが、周到な準備をしながら、組織的に仕事が動いていくようにする必要があります。

企業におけるイノベーションについては、カリスマ的経営者がいた場合、その人が一人でやってしまって、あとのイノベーションはできないことがよくあります。しかし、「カリスマ的な人の力で行うのではなく、平凡な人たちが力を合わせて、組織全体を良質な方向に変えていき、成果を出していく」という考えがイノベーションの基本なのです。

※以上『未来へのイノベーション』より抜粋
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 イノベーションの方法として、シュンペーターは、「異質なものの結合」ということを言い、「異質なものを結びつけることによって、新しいものができる」ということを非常に重視しています。

ドラッカーは、「『異質なものの結合』という考えもあるが、今までのやり方を体系的に廃棄することも大事である。今までのやり方をシステム的にスパッと捨てて、新しいものを始めなくてはいけない。何かを新しくするのではなく、今までのやり方を体系的に捨てていく。捨てるべきものをシステム的にズバッと捨てなければ、新しくなっていかない」と言っています。

「蛇が脱皮するように、蝉が殻を脱ぐように、さなぎが皮を破って蝶になるように、今までのスタイルを捨てなければ、やはり、イノベーション、革新というものは起きないのだ」という考えです。ドラッカーは、そういうことを言っているのです。どちらも大家の意見であり、そういう考え方が大事であると思います。

※以上『未来産業のつくり方』より抜粋
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