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第124回【徳ある経営者になろう】シリーズ「理想の会社の創りかた」-今こそ、イノベーションのとき(1)-

|第124回 シリーズ「理想の会社の創りかた」-今こそ、イノベーションのとき(1)- #2

 ピーター・ドラッカーにとって小学生時代、ワークブックによる目標管理の方法を学んだことが自己管理のマネジメントの原点でした。その後、編集者時代に学んだのは((1)半年間に行った出来栄えのいい仕事 (2)懸命にやった仕事 (3)失敗した仕事)に基づいて、「集中すべき課題」、「改善すべきこと」、「勉強すべきもの」の目標を立てることでした。彼はこの6項目をベースに、目標管理を実践したのです。

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 当会はイノベーションが非常に速いのですが、イノベーションには非常に難しい面があります。これまで自分たちにとって大事であったものや、成功の要因であったもの、うまくいっていたものを、自ら捨てていくことがあるため、自分の内部に敵と味方が住んでいるようなかたちになるのです。

「一定の限界が出た」と思ったら、「それをどうブレイクスルー(突破)するか」ということを常に考える必要があります。ただ、イノベーションには痛みが伴います。イノベーションには、これまで成果をあげていたものを捨てていく面があるので、そういう意味で、どうしても痛みを伴いますが、発展を続けたければ、どこかで、そういう外科手術をしなければいけないのです。

※以上『社長学入門』より抜粋
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 世の中には、「宗教だったら、『鰯の頭も信心から』で、信心するだけでしょう?」と思っている人はたくさんいるし、「弱い人が頼るところでしょう?」というくらいに思っている人もたくさんいます。あるいは、「病人が行くところでしょう?」というように言う人もいます。

 しかし、当会の場合、宗教へ来たら、実は「経営学」も学べるのです。経営学をやる人にとっては、経営学は普通のことですが、宗教ができて、信心しながら経営学が学べるというのは、これはこれで十分なイノベーションなのです。宗教では、自殺しようと思っている人たちに対して、「どうやって思いとどまらせるか」という説教をする仕事もしています。それもありますが、「経営学的に言って、あなたの会社は、ここをこうしたら立ち直ります。そうすれば、自殺しないで済むし、社員はクビにならずに済み、社業は繁栄します」ということも言っています。「経営が立ち直って繁盛し、実際に儲かったら、あとで寄付してください。植福してくださいね」と言っても、文句はないでしょう。このように、経営状態がコロッと変わるようなアドバイスも言えます。これでも、宗教としては十分なイノベーションになるわけです。

※以上『イノベーション経営の秘訣』より抜粋
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著者プロフィール
大川隆法 Ryuho Okawa
 幸福の科学グループ創始者兼総裁。
1956年、徳島県生まれ。東京大学法学部卒業後、大手商社に勤務し、ニューヨーク本社で最年少の財務担当オフィサーとして、年間1兆円の輸出入、三国間・国内の外為実務の事実上の責任者として活躍した。帰国後、大手銀行二十行の資金交渉担当役に抜擢される。
1986年、幸福の科学を設立し、日本全国、世界各国に精舎、支部・拠点を展開。日本最大規模の組織をつくりあげた。著者の経営理論を実践し、上場した企業も多く、優れた経営者が続々と誕生している。
編集・執筆:木藤 文人[ジャーナリスト]


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