2024年06月08日
【人生いつからでも学び直し】第9回 『幸福の科学の基本教義とは何か』
┃ 人生の大学院 幸福の科学 大学シリーズ (#2)
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┃ 2┃Pの書斎より:劣等感と闘う
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ハッピー・サイエンス・ユニバーシティ プロフェッサーの金子一之さんのコラムをお届けします。
私が教壇に立たせていただいているHSUでは、単に知識として学問を学んでいるだけでなく、授業や学生生活のなかに“心の修行”が織り込まれています。たとえば、学期始めに、面談を通して「自己変革課題」を設定するのですが、その課題の根底には、ほとんど、この「劣等感との闘い」が潜んでいるように思います。
『幸福の原点』には、この劣等感の本質について、「『人から愛を与えられていない』という気持ちが劣等感です」と説かれています。とくに、若い人たちのケースでは、ご両親から愛されていないという気持ちが心の傷になって、自分に自信が持てない。つまり、自分は誰からも愛されていないという劣等感で苦しんでいる場合があります。
そういうときは、幸福の科学の精舎で開催されている「『両親に対する反省と感謝』の研修」への参加をお勧めしています。ご両親と自分との関係を振り返っていただくと、ほんとうはたくさんの愛を与えられ、愛されてきた自分が発見でき、心の傷が癒され、ご両親をはじめとした人間関係の苦しみから解放されていくのです。愛は「万病に効く薬」、「万人の心の傷を癒す泉」(『幸福の原点』より)と言われますが、その通りだと思います。その源流は、仏が人間に与え続けておられる愛、慈悲です。
“仏の愛に目覚める”ために、どの方でもできる実践があります。それは、与えられていることの発見、すなわち「感謝の心」を習慣にすることです。毎日「感謝ノート」をつけている方のお話を伺うと、ささやかなことのなかにも感謝できる自分になれて、いつも幸福な自分を感じられるようになるなど、心境が変わっていく体験を多くの方がされています。
劣等感と闘うと考えると、ダメな自分と対決するような、重苦しい気持ちになりがちですが、感謝の心で自分と向き合うことから始めれば、自ずと愛を奪って生きてきた反省にもつながって、本来の反省の姿でもある「湯上りのような、さっぱりした気持ち」になれます。
著者プロフィル |
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金子一之(かねこ かずゆき) 1964年生まれ。武蔵野大学大学院修士課程修了。1990年より幸福の科学に奉職。現在、HSU人間幸福学部プロフェッサーとして、幸福の科学教学、宗教学を担当。著書に、『宗教対立を克服する方法』(幸福の科学出版)などがある。 |
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┃ 3┃この感動をあなたに~書籍編:『深夜特急』シリーズ(1)~(6)
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シリーズ累計600万部を突破。バックパッカーのバイブルといわれる『深夜特急』シリーズは、数多くの若者たちに旅の魅力を通じて人々との心のふれあいの大切さを教えてくれました。26歳の筆者は、軌道に乗っていたルポライターの仕事をすべて投げ出し、香港へと旅立ちます。心の赴くままに、陸路2万キロをバスに乗ってロンドンをめざす旅。
産経新聞に連載され、1986年から新潮社より刊行された紀行小説は、冒険小説や紀行文学の賞を受賞し、1994年に文庫版全6巻が刊行されました。
香港という街の喧騒、熱気に酔いしれ、マカオではサイコロ博打に魅せられてあわやのところで抜け出す始末。マレー半島からシンガポールを経て、釈尊ゆかりの地、インド・ネパールへ。生と死が交わりあう混沌の地で、自らの心が解放され、自由になっていくことを体験します。
長距離バスでの凄まじい経験、世界中のバックパッカーとの交流、いつの間にか値切ることが普通になってしまったことへの嫌悪感、病との闘い、懐かしい人との再会……。人生の機微を学び、世界の人びとを知るために、どれもが欠かせない貴重な出来事だったのかも知れません。
あまたの出逢いと別れに彩られた旅の時間は、どれほどかけがえのないものとなったのでしょう。若者たちよ、旅に出よう。
『深夜特急』公式サイトはこちらへ≫
(『深夜特急』沢木耕太郎著(新潮文庫)書籍画像は、https://www.shinchosha.co.jp/ebook/E046891/より引用)
*** 参考文献 ***
企画、構成 編集者プロフィル |
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木藤文人(きどうふみと) ジャーナリスト、宗教家。 大学を卒業後、大手広告代理店に勤務。フリーとして独立後、「週刊東洋経済」「プレジデント」「経済界」「ザ・リバティ」等の執筆を経て、2007年、幸福の科学出版に入局。『天国に還るための終活』等、編著も多数。 |
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