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【天国に還るための終活】第16回 「臓器移植」〈前編〉

┃ 誰も教えてくれない本当の終活 (#2)

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┃ 2┃終活コーディネータによる「されど終活」:相続、贈与
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「ネバーエンディング・セミナー」講師・僧侶の田中稔之さんのコラムをお届けします。

 終活といえば、ご自身の財産をどのように遺すかということが最大の関心事と言えるのではないでしょうか。それらは自分が生きてきて、培ってきた財や名誉、立場でもあろうし、後世に遺す遺物、遺産でもあります。

遺し方には大きく相続と贈与という方法がありますが、たいていの場合、気にされるのは“贈与税”と“相続税”のどちらを払うほうが得なのかということなのかもしれません。しかし本当は、自らの生き様のなかから何を誰に遺すのか、ということから考えてみていただきたいのです。黙っていても財産は、法定相続人に分配されることになります。

ですから、相続にしても贈与にしても、特定の相手に特定の財産を譲りたいという意志が明確にあるのでしょうから、生前に贈与したら確実ですし、死後に意図したとおりに譲りたければ遺言書によって明確にすればよいでしょう。ただ、いずれにしてもそれは結果でしかありません。そこに込められた意図、思いというものも遺しておきたいものです。

実は相続においても贈与においてもトラブルになるのは、その意図がわからないということに起因します。生前贈与であれば、意志を伝えるのは難しくありません。死後、法定相続人以外へ譲りたければ、死因贈与契約や遺言による遺贈という方法がありますが、これらは理由を明示できれば、後の諍いを回避するのに役立つはずです。もともと「相続」という言葉は、諸行無常の世界で引き継がれていく姿があるという意味の仏教用語です。引き継がれるものには、目に見えるものも見えないものもあるでしょう。まずは自らの生き様を振り返ってみることが肝要かも知れませんね。

相続診断士:田中稔之


講師プロフィル
田中稔之(たなか としゆき)
 1959年、真言宗の寺院に生まれ、大正大学仏教学部に進学。僧籍を得るが中退し、コンピュータのソフト開発会社に就職する。89年、幸福の科学に奉職。延べ8,000人を動員している「ネバーエンディング・セミナー」講師として活躍。相続診断士。

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┃ 3┃天国に還るための「反省」のすゝめ:『生命の法』より
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●『生命の法』
―真実の人生を生き切るには―
/大川隆法(著)

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(2007年12月発刊)
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仏法真理を知ると、みなさんは、それまでと同じ生き方を続けることはできなくなります。そして、自分の人生の間違いに数多く気づくことでしょう。考えたこと、行ったこと、人に対して語ったことなどにおいて、数多くの間違いがあるはずです。(中略)

その間違いについては、「もう取り返しがつかない」と思うかもしれません。しかし、みなさんには救いの光が与えられています。それが反省という方法です。仏法真理に照らし、きちんと反省することによって、みなさんの罪は許されるようになっているのです。(中略)

真実の反省においては、天上界から支援や励ましを受け、生きる力、生きるエネルギーを得ることができるのです。反省によって、マイナスがゼロになるだけではなく、さらに、プラスのものが恵みとして与えられるわけです。「真実に目覚めた」ということに対するご褒美として、生きる力、新しい生命の力が与えられ、生まれ変わります。信仰に目覚め、自分の人生を反省することによって、この世において生まれ変わることができ、“二度目の人生”を生きることができるのです。

これを「トワイス・ボーン」といいます。過去、どのような生き方をしてきたとしても、深い深い反省を実践し、人を愛することをやめず、真理を深く学べば、この世で、人間として別人に生まれ変わり、新たな人生を生きることができるのです。それを実証することが幸福の科学の仕事でもあります。
(『生命の法』より抜粋)

企画、構成
編集者プロフィル
木藤文人(きどうふみと)
 ジャーナリスト、宗教家。
大学を卒業後、大手広告代理店に勤務。フリーとして独立後、「週刊東洋経済」「プレジデント」「経済界」「ザ・リバティ」等の執筆を経て、2007年、幸福の科学出版に入局。『天国に還るための終活』等、編著も多数。




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