2024年04月19日
【「夢人たち」生涯現役人生】第3回 樹木希林編〈前編〉
┃ 心に若さを、永遠に灯し続けている人になろう (#2)
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┃ 2┃夢人コラム:お返しの人生
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「ネバーエンディング・セミナー」講師・僧侶の田中稔之さんのコラムをお届けします。
今から50年前、米や野菜、果物を作っていた農業から蘭の栽培に転向したKさん夫婦。大寒波で、植樹していた果樹の樹を枯らせてしまったKさんは、新たに開墾した場所で、蘭の栽培に適しているのではと直観した土を発見します。そこから、寒蘭に最適な培養土を作ることに成功しました。
5年後には展覧会で受賞するまでに到りましたが、通常、美しい一本の寒蘭をつくりあげるには10年はかかるといわれます。今では夫婦で育てる寒蘭は年間一万株にもなりました。ともに80歳を超えたKさん夫婦が、長くこの仕事を続けて来られたのは信仰を持つことができたからだといいます。若い頃は「自分さえ良ければ良い」という考えだったというご主人は、奥様に勧められた信仰(「幸福の科学」)に出会います。そして、「この土を見つけることができたのは偶然ではなく、何かに導かれたんだ」と思えるようになり、色々なものに感謝が出来るようになったそうです。
全国から土づくりなどを学びに来る人たちに、樹木の知識を広げるため、70歳で「樹医博士」の資格も取得しました。Kさん夫婦は、「お返しの人生を始めよう」と思い立ったそうです。これからは、自分たちが培った知識や技術、志を次世代に託し、さらに大きな夢を育んでいきたいと。自らの人生に感謝し、お返しの人生を生きる、そんな「生涯現役人生」を目指したいものです。
講師プロフィル |
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田中稔之(たなか としゆき) 1959年、真言宗の寺院に生まれ、大正大学仏教学部に進学。僧籍を得るが中退し、コンピュータのソフト開発会社に就職する。89年、幸福の科学に奉職。延べ8,000人を動員している「ネバーエンディング・セミナー」講師として活躍。 |
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田中講師:セミナーのお知らせ
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「終活セミナー」
テーマ:『生前の意思表示と家族説得』
◆日時: 2024年5月27日(月)14:00~
◆場所:渋谷精舎(東京都渋谷区鶯谷3-12)TEL 03-3457-1757
最寄り駅/渋谷駅より徒歩15分
◆有料 ※詳細は、電話にてお問い合わせください。
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┃ 3┃夢人になるためのヒント:3つ目
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(3)「社会に貢献しつつ収入を得られる仕事」の研究をしよう。
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〈本文より抜粋〉
みなさんも、できるだけ頑張って、かくしゃくと活躍し、活動資金を自前で稼げるぐらいのことはできないか、智慧を巡らせて研究することが大事です。小さなものでも、何らかの収入を生むような仕事を見つけるのは大事なことだと、私は思います。(中略)
ニュースなどで、「将来的には、若者一人で年寄り一人を背負わなければいけない。高齢者と現役世代の比率が一対一になる」と繰り返し言われると、本当に、生きることが罪悪のように聞こえたり、長生きすると、何か悪いことをしているように聞こえたりします。
それは悔しいことですから、やはり、そういうことは言わせたくありません。したがって、できるだけ、晩年に社会貢献ができるような体制を敷きたいものだと思います。(PP.47-52)
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企画、構成 編集者プロフィル |
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木藤文人(きどうふみと) ジャーナリスト、宗教家。 大学を卒業後、大手広告代理店に勤務。フリーとして独立後、「週刊東洋経済」「プレジデント」「経済界」「ザ・リバティ」等の執筆を経て、2007年、幸福の科学出版に入局。『天国に還るための終活』等、編著も多数。 |
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