起業家として新しいビジネスを始めたい。生涯現役、第二の人生を開きたい。
ただの経営者ではなく、真理を実践する“徳”のある経営者になりたい。
そうした目標を達成するための
とっておきのメールマガジン「徳ある経営者になろう」。
大川隆法総裁の経営書シリーズから学び、
経営の極意をつかんでいきましょう。
このメルマガでは、毎回テーマを設け、
大川隆法総裁の経営書シリーズ抜粋より、経営の極意をつかむべく、
ヒントを配信しています。
※当記事は、メールマガジン「徳ある経営者になろう」(月一配信)の一部をバックナンバーとして掲載しています。
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徳なるものは必ずあるものです。
それをみなさんにわかるようなかたちでご説明するならば、自分が生きてきた時間のなかで、自分のことより他の人の幸福のことを考えた時間のほうがはるかに多い人のことを、「徳ある人」と言うのです。
徳がある人というのは、他の人びとへの愛の思いを持ちつづけてきた人のことを言うのです。
※以上『人格力』より抜粋
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|第119回「理想の会社の創りかた」-勤勉なる精神(10)-
二宮尊徳翁の報徳思想は、「至誠」、「分度」、「勤倹」、「推譲」から成り立っています。「至誠」とは真心を尽くすこと。「分度」は分限度合のことで、年収から割り出す支出の限度のこと。「勤倹」は勤勉で倹約のこと。「推譲」とは、勤倹によって生じた余剰を社会や子孫に譲ること。受けた恩義を報いるという報徳思想は、現代に通じる考え方です。
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「資本主義の精神」というのは、二宮尊徳が言ったとおり、「積小為大」、つまり、「小さくても積み立てていき、だんだん資本を大きくして、事業をする。そして、大きな儲けをして、次第にその経済の規模を拡大していく」ということです。
マイナス金利は、お金を貯めたら損をする制度なので、お金は貯まらないでしょう。要するに、「みなが、お金が入ったらすぐに使う体制になっていく」ということであって、これでは資本の蓄積ができなくなってきます。そうすると、資本主義として、大きな事業をやり、もっと大きな利益をあげたり、大きな経済規模をつくっていったりするような方向に動かなくなるわけです。
マイナス金利は、一時的には“カンフル剤”として効くかもしれませんが、将来的な方向としては、資本主義経済としての拡大を抑止する効果があると思います。
※以上『現代の正義論』より抜粋
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「たらいのなかに入れた水は、向こうに追いやったら自分のほうに戻ってくるけれども、自分の手前に引いたら水が逃げてあちらへ行く」という、二宮尊徳のたとえですけれども、すごく単純なことなのに、これが分かる人が本当に少ないのです。
こんな単純なことなのですが、「だって、人にあげたら損をするじゃない。自分が取れば自分のものになって得をするじゃない。そちらが賢いじゃないか」と考えるわけです。
まあ、「生存」という意味では大事なことかもしれませんけれども、大勢が一緒に暮らしていって、お互いによりよく生きるためには、やはりそれだけでは足りないところがあると思います。「自分磨き」が先であることは事実だけれども、その先もあります。自分磨きの次に、やはり、「みんなのためにもお役に立って、協調して生きていくことがどれほど大事か」ということを知っておいてほしいのです。
※以上『自分を鍛える道』より抜粋
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