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【「夢人たち」生涯現役人生】第2回 渡部昇一編〈後編〉

┃ 心に若さを、永遠に灯し続けている人になろう (#2)

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┃ 2┃夢人コラム:ある言葉を支えに
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「ネバーエンディング・セミナー」講師・僧侶の田中稔之さんのコラムをお届けします。

 ご主人の退職をきっかけに弁当屋を始めることになったTさん。料理は好きでしたが、会社経営どころか、勤めに出たこともない専業主婦だったTさんは、弁当屋を起業するのが、最初は不安だったと言います。しかし、ご主人にも励まされながら、幸福の科学の経営に関する書籍を読んだり、研修に参加したりと経営をゼロから学び、学んでは実践するということを繰り返していたそうです。

そんな状況でも、Tさんが日々の苦労や不安を乗り越えて仕事を続けられたのは、店のオープン前に参加した経営研修で頭のなかに降りてきた、ある言葉だったと言います。「料理は愛やで、がんばりなはれ」。尊敬する松下幸之助さんから、そう言われた気がして、その一言が心の支えとなり、目標となって、経営について学び創意工夫を続けてきたのです。なんの知識もないところから50歳を過ぎて起業し、ただ「美味しいもので、人に喜んでもらいたい」という思いだったそうです。

しかし、「歳を重ねるほどに、より人を喜ばせたくなって」というTさんは、年齢とともに理想もまた大きくなっていったそうです。弁当屋は店舗を増やし、20年経った今でも繁盛を続けています。第二の人生に生きがいを見つけ、目標を持つことは、いくつになっても大切な生涯現役の秘訣ではないでしょうか。そしてまた、何歳からでも学ぶ姿勢さえあえば、道は開けるのです。

講師プロフィル
田中稔之(たなか としゆき)
 1959年、真言宗の寺院に生まれ、大正大学仏教学部に進学。僧籍を得るが中退し、コンピュータのソフト開発会社に就職する。89年、幸福の科学に奉職。延べ8,000人を動員している「ネバーエンディング・セミナー」講師として活躍。

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 田中講師:セミナーのお知らせ
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 「終活セミナー」
  テーマ:『「総本山先祖供養経」とエル・カンターレ』

◆日時: 2024年1月17日(水)14:00~
◆場所:渋谷精舎(東京都渋谷区鶯谷3-12)TEL 03-3457-1757
 最寄り駅/渋谷駅より徒歩15分
◆有料 ※詳細は、電話にてお問い合わせください。
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┃ 3┃夢人になるためのヒント:2つ目
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(2)人生を「複線型」に考え、次のステップの準備をしよう。

●『エイジレス成功法』
―生涯現役9つの秘訣―
/大川隆法(著)

/1,650円(税込)
(2015年9月発刊)
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〈本文より抜粋〉
 大きな組織に勤めているような人の場合、「生涯現役」とは言っても、なかなかそのようにいかない面もあるので、どこかで次のステップを踏まなければいけないことがあるわけです。(中略)定年が来る前に、次のステップのための準備、備えをしておく必要があります。(中略)技術なり、何らかの資格なり、あるいは、十分に生きていけるだけの財産がすでにあるなら、「若いころにやり損ねたことを、もう一回やってみる」ということでも構わないでしょう。

特にお金には苦労しないのであれ、「実は、若いころ、これをしてみたいと思っていたのだ」というものを始めてみてもよいかもしれません。人生は一本だけではいけない場合もあるので、「複線型」に考え、切り替えポイントを考えておく必要があります。その意味での「戦略性」というものが、非常に大事になってくるのです。
(PP.41-42)

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企画、構成
編集者プロフィル
木藤文人(きどうふみと)
 ジャーナリスト、宗教家。
大学を卒業後、大手広告代理店に勤務。フリーとして独立後、「週刊東洋経済」「プレジデント」「経済界」「ザ・リバティ」等の執筆を経て、2007年、幸福の科学出版に入局。『天国に還るための終活』等、編著も多数。

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