2023年04月08日
【天国に還るための終活】第3回 憑依現象について ―前編―
┃ 本当の終活とは「自分がなぜ生まれてきたのか」を悟ること (#2)
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┃ 2┃講師・僧侶によるコラム：「心臓病で亡くなったご主人の話」
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「ネバーエンディング・セミナー」講師・僧侶の田中稔之さんのコラムをお届けします。
ある日、七十代くらいのご婦人がお悩み相談に来られました。半年ほど前にご主人を亡くし、一人暮らしになったら急に体調が悪くなって、これからのことが心配だというのです。
半年くらいだとまだ悲しみも癒えず、体調を崩すのも分かる気がしました。
しかし、よく話を聞いていると、「主人がまだそばに居てくれているようで寂しくはない」と。
ふと気がつくとご主人のお茶碗を食卓に並べていたり、先日は布団を敷いていたら「俺の布団は？」と声が聞こえたような気がしたというのです。
ご本人は喜んでいましたが、私は心配になりました。半年も前に亡くなられたのなら、とっくにあの世に旅立っていなければならないはずです。
そこで「あなたの体調は？」と聞くと、心臓を悪くしてしまったというのです。「ではご主人が亡くなった原因は？」と聞くと、やはり心臓病だということでした。これは明らかに“障（さわ）り”と言っていいでしょう。悪意や恨みが無くても、苦しんで亡くなった方がずっとそばに居れば“障り”は起きます。「これは成仏できていない。もしかしたら、本人は自分が死んだことに気づいていないかもしれないですよ」と伝えました。
亡くなられた方は「あの世」でも魂の修行があります。この世に留まっていてはいけないのです。お坊さんのなかにも「いつも見守ってくれていて、ありがたいですね」などと言う人がいます。また、亡くなったご主人も「守ってあげているんだ」と思っているかも知れません。
しかし霊的世界に詳しい幸福の科学では、はっきりと間違いを指摘します。「喜んでいてはいけません。あの世への旅立ちの妨げになってはいけません。本来の世界に還れるように、正しい供養をしてあげてください」と。宗教家であっても、正しい霊界事情を知らなければ、あの世の人も、この世の人も不幸にしてしまうことになるのです。
| 講師プロフィル |
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| 田中稔之（たなか としゆき） 1959年、真言宗の寺院に生まれ、大正大学仏教学部に進学。僧籍を得るが中退し、コンピュータのソフト開発会社に就職する。89年、幸福の科学に奉職。延べ8,000人を動員している「ネバーエンディング・セミナー」講師として活躍。 |
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田中講師：セミナーのお知らせ
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◆有料 ※詳細は、電話にてお問い合わせください。
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┃ 3┃スピリチュアルルポ：映画「呪い返し師―塩子誕生」ルポ
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10月7日（金）に公開された映画「呪い返し師－塩子誕生」は、興行成績で総合2位となり、好調な滑り出しでファーストランを終えました。
一般の方の感想をお聴きすると「今の世の中にぴったりの映画、顔では笑っていても心のなかでは妬（ねた）んでいる自分に照らして反省させられた」、「仏教の教えの貪・瞋・癡（とん・じん・ち）が分かりやすかった」、「とてもいい映画でした。神の心の善悪を学んでみたい」など、自分の普段の心の状態を振り返り、学びになった方も少なくないようです。
この映画は世界各国でも上映中、海外での反応も上々のようです。寄せられた感想のいくつかをご紹介すると、「人間のネガティブな感情が悪霊を引き寄せるということがよくわかりました。心理的にも興味深い」（50代ドイツ人男性）、「人を判定する前に、人の心について深く掘り下げることを教えてくれた映画でした」（30代ベルギー人男性）など。
この映画の原作集『映画「呪い返し師―塩子誕生」原作集』（2022年10月発刊）は、映画の企画から原作ストーリー、呪い返しの修法、挿入歌などが紹介されています。現代という時代をより良く生きるためにも「呪い」を解明し、払い除ける。もちろん、自分自身が人を呪って不幸の生産者にならないことが肝心。セカンドランの上映館もありますので、ぜひ、チェックしてみてください。
＊＊＊ もっとおススメ本 ＊＊＊
死後の生命の秘密や霊界通信の原理などが説かれた法シリーズですが、第2章「憑依の原理」では、霊が地上の人に影響を及ぼしている現状を知ることができます。
また、本メルマガのテーマでもある「波長同通の法則」をしっかりと理解する上で、この上ない経典と言えるでしょう。地獄霊の憑依を避けて幸福への道を歩むために、必携の一書です。
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第1章の「人はなぜ病気になるのか」では、心と病気の関係のほか、霊的な憑依現象から病気になるプロセスについて、詳細に示されています。具体例としてリウマチ、関節炎や頭痛、肩こりなど、憑依によって霊体が損傷することで、病気が肉体に現れるケースも7～8割あるといわれており、健康生活への大きなヒントになります。
| 企画、構成 編集者プロフィル |
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| 木藤文人（きどうふみと） ジャーナリスト、宗教家。 大学を卒業後、大手広告代理店に勤務。フリーとして独立後、「週刊東洋経済」「プレジデント」「経済界」「ザ・リバティ」等の執筆を経て、2007年、幸福の科学出版に入局。『天国に還るための終活』等、編著も多数。 |
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大川隆法著作シリーズから、主に霊界・あの世の世界・魂の真実を学べる書籍を紹介して参ります！
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