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第100回【徳ある経営者になろう】シリーズ「理想の会社の創りかた」-情報、知識、そして智慧(7)-

|第100回「理想の会社の創りかた」-情報、知識、そして智慧(7)- #2

 2020年4月、最初の「緊急事態宣言」が発令されました。コロナへの恐怖心から、政府は先行きのことを何も考えず、経済活動を止め、限りある補償を繰り返しました。まさに行き当たりばったりの政策が、数多くの倒産と失業者を生む結果となりました。そして今、ワクチン全体主義が蔓延し、次なる恐怖をつくり出そうとしています。統治者の知恵なき判断は、近い将来、大恐慌を呼び込むことになるかも知れません。

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 さまざまな分野を渉猟しつつも、常に何かを念頭に置いておき、それを生み出していくこと、アウトプットについて考えていかなくてはなりません。要するに、情報等を集めることは、習慣をつくることができれば誰にでも可能なことではあるのですが、それを「結晶化」していくことがとても難しいのです。

 そのためには、やはり、何らかのモチベーション(動機づけ)は必要だと思います。例えば、「自分の持っている知識で、少しでも世の中の役に立ちたい」「人々を啓発したい」「多くの人を導きたい」「同じように困っている人に、解決する方法をいろいろと教えてあげたい」など、そういう高級な思考、思いが、何か必要なのではないかと思います。そういう志を持ち続けるかぎり、「知的生産」を伴う「知的な生活」もまた可能なのではないかと思います。

※以上『智慧の法』より抜粋
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 私は、心の世界の富とは、言葉を換えれば、「智慧」だと思います。「知識は、経験によって裏づけされたときに智慧になる」と言われますが、この智慧を数多く持っている人こそ、富んでいる人なのです。そして、「そのように智慧に富んだ人たちの力を集め、それを、よりよい社会をつくるために生かすことができたならば、そこに理想的なる世界が広がってくるのではないか」と私は考えています。

 私は、「こうした時代のなかで、かつて生きていたような智者を数多く養成し、輩出するためには、どうしても、国民一人ひとりが、自らの生活態度を改めていく必要がある」と考えています。その態度の一つは、やはり、「もっとよく勉強するようになる」ことではないでしょうか。

 どんなに情報が氾濫する時代になっても、優れた思想は少数の人によって書かれているものです。その少数の人によって書かれている優れた思想を見つけ出すためには、「コツコツと、よいものを読んでいく」という勉強の姿勢が必要なのです。

※以上『発展思考 〔改訂版〕』より抜粋
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著者プロフィール
大川隆法 Ryuho Okawa
 幸福の科学グループ創始者兼総裁。
1956年、徳島県生まれ。東京大学法学部卒業後、大手商社に勤務し、ニューヨーク本社で最年少の財務担当オフィサーとして、年間1兆円の輸出入、三国間・国内の外為実務の事実上の責任者として活躍した。帰国後、大手銀行二十行の資金交渉担当役に抜擢される。
1986年、幸福の科学を設立し、日本全国、世界各国に精舎、支部・拠点を展開。日本最大規模の組織をつくりあげた。著者の経営理論を実践し、上場した企業も多く、優れた経営者が続々と誕生している。
編集・執筆:木藤 文人[ジャーナリスト]






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