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第87回【徳ある経営者になろう】シリーズ「理想の会社の創りかた」-財経を見る眼(2)-

|第87回「理想の会社の創りかた」-財経を見る眼(2)- #2

 会社はその体を成すと「総務部(課)」と「経理部(課)」などに分かれ、お金に関することは「経理部(課)」が担当します。大きな会社の財務部門が担当する仕事も「経理部」の仕事です。やがて、会社の規模が大きくなると、「経理部」が、「経理部」と「財務部」とに分かれてくるのです。

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 財務・経理部門とかに配属する際、お金に信用のないようなタイプの人は基本的に配属してはいけないと思います。ごまかしたりするような人です。

特に、お金そのものが商品だというような銀行、その他の信用取引をしているところでしたら、人間としていかがわしい人や、いかがわしい人に引っ掛かりそうな方は、基本的に弾くようになっていると思います。これ以外で、お金には関係なくても、例えば、会社の秘書部門とか、人事部門とか、総務部門とかでは、非常に会社の中央部分につながる機密があるようなところが幾つかあると思うのですけれども、そういうところに配属していい人は、やはり、基本的に「口の軽い人」は駄目なのです。

※以上『私の人生論』より抜粋
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 財務や人事、総務、営業、製造など、いろいろなところに、それぞれの部門の長がいると思います。彼らを、「自分の分身」としての役割を持ってくれるように教育し、しつけて、自分の代わりにやってくれるように育てていかなくてはいけません。

 厳しくなくてはいけないものの、きちんと後継ぎとして任せられる人を育てなければ、自分自身の心の余裕も、家庭のほうの余裕も生まれません。全部を一人でやった場合、やがて過労死するという結論になることが多いわけです。やはり、教育して、育てるだけの心の余力が必要でしょう。


甘やかして、放漫経営されないように、しっかりと求心力を持たなければいけません。そういうことが、経営者には求められるのではないかと思います。

※以上『経営とは、実に厳しいもの。』より抜粋
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著者プロフィール
大川隆法 Ryuho Okawa
 幸福の科学グループ創始者兼総裁。
1956年、徳島県生まれ。東京大学法学部卒業後、大手商社に勤務し、ニューヨーク本社で最年少の財務担当オフィサーとして、年間1兆円の輸出入、三国間・国内の外為実務の事実上の責任者として活躍した。帰国後、大手銀行二十行の資金交渉担当役に抜擢される。
1986年、幸福の科学を設立し、日本全国、世界各国に精舎、支部・拠点を展開。日本最大規模の組織をつくりあげた。著者の経営理論を実践し、上場した企業も多く、優れた経営者が続々と誕生している。
編集・執筆:木藤 文人[ジャーナリスト]






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