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第78回【徳ある経営者になろう】シリーズ「理想の会社の創りかた」-人財という宝編(1)-

|第78回 シリーズ「理想の会社の創りかた」-人財という宝編(1)- #2

 大川隆法総裁は、自著『仕事と愛』のなかで、「仕事をしたいという気持ちは人間の天分である」と述べています。人間は動物と違って、材料を使って様々なものを考え、つくり出す力を持っています。動物より早く走る自動車をつくり、夜も活動できる電球をつくりました。「仏が自分と同じような創造の喜びを人間に与えようとして、仕事というものを与えたのだ」(『仕事と愛』より)という言葉を心に刻みたいものです。

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 「ダム経営型」について言えば、いろいろなものの“ダム”がありうると思うのです。

農閑期のように商売が低調だったり、不況期で景気が悪く、人がやや余剰気味で、仕事があまりなかったりする時期もあります。そういうときにはしっかりと研修をして、人材の価値を上げておくことが大切でしょう。すなわち、好況時にしっかりと働けるように研修をしておくことで、人材の付加価値を上げていったり、経営担当者の候補生を育てていったりするわけです。そういう“人のダム”というものもありえます。

「ダム経営をしていくことによって、景気の変動や、万一のときに備える」という考え方を持っていることは、経営者にとって、社会的公器としての会社の役割を果たし、従業員の雇用を守るためにも非常に大事なことなのだと、松下幸之助さんは言われています。

※以上『「経営成功学の原点」としての松下幸之助の発想』より抜粋
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 芸能系のスターなどでも、出来上がるのが早いと成長しなくなることがあります。

 一般的な仕事においても、脚光の当たるようないい仕事が来ることもあれば、そうではないところに回されることもあるでしょう。そういうときに、どのように身を処し、努力し、修業しているかということを、人は見ているものです。どの程度、忍耐力があるか、努力を継続できるかというところが見られています。また、それは、人に見られているだけではなく、自分自身が見ていることであり、知っていることでもあるでしょう。ですから、「その間にどれだけのことをしてきたか」ということが、その後につながっていくこともあるわけです。

 当たり前に「成長していきたい」「大きくなりたい」と思っているならば、本物の人材というのは見捨てられることはありません。そのことを信じて努力していくことが大事ではないかと思います。

※以上『鋼鉄の法』より抜粋
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著者プロフィール
大川隆法 Ryuho Okawa
 幸福の科学グループ創始者兼総裁。
1956年、徳島県生まれ。東京大学法学部卒業後、大手商社に勤務し、ニューヨーク本社で最年少の財務担当オフィサーとして、年間1兆円の輸出入、三国間・国内の外為実務の事実上の責任者として活躍した。帰国後、大手銀行二十行の資金交渉担当役に抜擢される。
1986年、幸福の科学を設立し、日本全国、世界各国に精舎、支部・拠点を展開。日本最大規模の組織をつくりあげた。著者の経営理論を実践し、上場した企業も多く、優れた経営者が続々と誕生している。
編集・執筆:木藤 文人[ジャーナリスト]




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