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第69回【徳ある経営者になろう】Think Big 経営 <後編>

|第69回 Think Big 経営 <後編> #2

 二十世紀のアメリカの繁栄よりもいち早く、このThink Bigの思想で日本の500社を超える企業群を立て直した日本人がいます。最近では大河ドラマや新一万円札の話題で持ち切りですが、近代日本の資本主義の父といえば、渋沢栄一です。かの経営学の大家ピーター・ドラッカーが尊敬してやまない人物です。引き続きThink Big 経営について学びます。

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 どのような仕事であれ、事業的にも金銭的にも成功する道は、多くの人に喜んでもらえるような仕事をすることにあるわけです。そうした仕事をするためには、やはり、元手になるものが要ります。それはコツコツとした努力の蓄積です。

 もう一つ、「事業に成功するか失敗するかの分かれ目は、『物事の大小が見えるかどうか』にある」ということも分かりました。

 さらに、「チャンスに強い」という点も重要です。「機を見るに敏」であり、「ここぞ」というときには勝負をかけるが、そうでないときには、リスクを避け、護りをしっかりと固めることができる。しかし、チャンスと見たら、勝負をかけていく。だいたい、こういう人が経営者や事業家になっていくタイプです。

※以上『ストロング・マインド』より抜粋
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 自分自身に対して自信を持たなければいけません。そして、自分を鼓舞し、励まさなければいけないのです。いちばん大事なことは、「自己暗示には力がある」ということを、よく知っておくことです。

「私は大丈夫だ。やれる。絶対にできる」というように、何度も何度も思い続けることです。そうすると、本当にできるようになってきます。何歳からでもスタートは可能なのです。そのためには、愚痴を言いすぎないことが大事です。「できない、できない」と、言い訳を周りにあまり口外しすぎると、何もできるようにはならないので、「私はできるのだ」「できるようになろう」と肯定的に考えることです。

※以上『Think Big!』より抜粋
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著者プロフィール
大川隆法 Ryuho Okawa
 幸福の科学グループ創始者兼総裁。
1956年、徳島県生まれ。東京大学法学部卒業後、大手商社に勤務し、ニューヨーク本社で最年少の財務担当オフィサーとして、年間1兆円の輸出入、三国間・国内の外為実務の事実上の責任者として活躍した。帰国後、大手銀行二十行の資金交渉担当役に抜擢される。
1986年、幸福の科学を設立し、日本全国、世界各国に精舎、支部・拠点を展開。日本最大規模の組織をつくりあげた。著者の経営理論を実践し、上場した企業も多く、優れた経営者が続々と誕生している。
編集・執筆:木藤 文人[ジャーナリスト]




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