|第65回 法シリーズに学ぶ経営成功学(9) #2
アンドリュー・カーネギーから無報酬でおよそ20年間、成功法則のプログラムを完成させるよう依頼されたナポレオン・ヒルですが、実はその時、透明人間がイエスと答えよと耳元で告げたと『Think and Grow Rich(思考は現実化する)』のなかで述懐しています。幸福の科学で言うところの守護・指導霊と思える声が、正しい決断を促したのです。引き続き、大川隆法総裁の法シリーズから、今世と来世を架橋する成功理論を改めて学びます。
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事業経営者、企業家は、「あすの」と言ってもよいですし、「来年の」、あるいは「十年後の」と言ってもよいですが、「次の時代の事業の種になるものは何なのか」ということを探し求めなければいけません。それを発見し、育てていくことが非常に大事です。
未来というのは突然に来るものではなく、現在のなかに必ずそのはしりがあるものです。現在、自分が見ている世の中、人々が言っていること、考えていること、新聞や雑誌やテレビ等で流れている情報、こうしたもののなかに、実は未来のひらめきやヒントがすでにあるのです。
個人の責任として、どのようなアンテナを立てて情報を収集するかということです。一年三百六十五日、常にアンテナを張って情報収集に励んでいる人は、漫然と待っている人に比べて、大きな違いがあります。
※以上『常勝の法』より抜粋
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ドラッカーは、「マネジメントとは、マーケティングとイノベーションという二つの機能である。あとは、語るに値しない」というようなことを言っているわけです。
みなさんが行うべきことの一つは、「マーケティング」です。多くの人たちに、その商品やサービスの値打ちに気づいてもらい、受け入れてもらうための活動をすることです。もう一つは、「イノベーション」です。やはり、仕事をしていく段階に応じて、違ったものが出てきます。次に行わなければならない発想やアイデア、人の使い方、新しい人を使ったやり方、協力者を入れて仕事をしなければならない段階など、いろいろなものが出てきますので、その都度、考え方を進化させていくイノベーションの力が必要です。
この二つを持って戦い、壁を破っていくことこそ、大きな組織として前進していくための道筋なのです。
※以上『智慧の法』より抜粋
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著者プロフィール
大川隆法 Ryuho Okawa
幸福の科学グループ創始者兼総裁。
1956年、徳島県生まれ。東京大学法学部卒業後、大手商社に勤務し、ニューヨーク本社で最年少の財務担当オフィサーとして、年間1兆円の輸出入、三国間・国内の外為実務の事実上の責任者として活躍した。帰国後、大手銀行二十行の資金交渉担当役に抜擢される。
1986年、幸福の科学を設立し、日本全国、世界各国に精舎、支部・拠点を展開。日本最大規模の組織をつくりあげた。著者の経営理論を実践し、上場した企業も多く、優れた経営者が続々と誕生している。
編集・執筆:木藤 文人[ジャーナリスト]
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