|第58回 法シリーズに学ぶ経営成功学(2) #2
前回、紹介したナポレオン・ヒルの『Think and Grow Rich』の生みの親であるアンドリュー・カーネギーは、「鉄鋼王」と言われた実業家です。引退後は篤志家として活躍し、財団や大学、博物館、図書館などの創設資金を提供したことでも知られます。引き続き、大川隆法総裁の法シリーズから、今世と来世を架橋する成功理論を改めて学びます。
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経営マインドの「マインド」とは、考え方、心の持ち方、頭脳のことです。したがって、経営マインドとは、経営頭脳ということです。経営頭脳の持ち方、磨き方として、私が最初に述べておきたいことは、「常に考えつづける」ということです。
事業経営においては、現在ただいまのままでとどまっているものは何一つありません。毎日毎日、すべてのものが変化しています。日々、新たになっています。
基本的なことがあまり大きく変わるようでは困りますが、その基本的な理念を実現していくために、達成していくために行う毎日の作業においては、常に革新がなされなければなりません。常に新しいイノベーションが起きていかなければなりません。
この「考えつづける」という姿勢を維持すること自体が、経営マインドを磨きつづけることにもつながるのです。
そして、大事なことは、考えつづけるだけでなく、考え抜いて、何かを生み出していかなければならないということです。考えが力を持つのです。考え抜いて何かを生み出すという過程が非常に大事なのです。
※以上『常勝の法』より抜粋
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お店であれ会社であれ、成功するための秘訣としては、人間に本来備わっている考え方、
つまり、自分のほうに取り分を持ってきたいと思うこの自我の部分を抑えて、「ほかの人たちが得をする、利益を得られるには、どうしたらよいか」という考え方をするということです。
「自分が得よう」と思って行動していると、人もお金も逃げていきます。そうではなく、自分のことを抑えて、他人様のことを考えてみるわけです。ほかの人のことを考えるようになると、逆に自分のほうへ戻ってくることがあるわけです。これが基本的な経営のスタートなのです。
※以上『鋼鉄の法』より抜粋
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著者プロフィール
大川隆法 Ryuho Okawa
幸福の科学グループ創始者兼総裁。
1956年、徳島県生まれ。東京大学法学部卒業後、大手商社に勤務し、ニューヨーク本社で最年少の財務担当オフィサーとして、年間1兆円の輸出入、三国間・国内の外為実務の事実上の責任者として活躍した。帰国後、大手銀行二十行の資金交渉担当役に抜擢される。1986年、幸福の科学を設立し、日本全国、世界各国に精舎、支部・拠点を展開。日本最大規模の組織をつくりあげた。著者の経営理論を実践し、上場した企業も多く、優れた経営者が続々と誕生している。
編集・執筆:木藤 文人[ジャーナリスト]
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