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第55回【徳ある経営者になろう】降魔と経営(3)

|第55回 降魔と経営(3) #2

 およそ5,000社にも及ぶ赤字企業を立て直したという伝説の経営コンサルタント、一倉定氏。
社長を苛烈に叱り飛ばす情熱的な指導で知られ、なかでも「穴熊社長になるな」の教えは有名でした。

つまり、最前線の現場のなかにある罠(リスク)を見逃さないことが重要だと言うこともできるでしょう。
引き続き、降魔と経営について考察します。

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 例えば、映画にしても、銀行強盗ものをつくって、“金儲けをする手法”を一生懸命教えたりすることもあるでしょう。ところが、「暴力と銀行強盗」をテーマにした映画ばかりつくっていたら、それを観る人もつくる人も、そういう世界と同通してくるはずです。

要するに、いろいろな犯罪的手口等を研究しすぎたり、実践しすぎたりすれば、地獄への道に通じるし、それに夢中になっている人には、当然ながら、それ相応のものが取り憑いてくるのです。

マフィアのドンや、暴力団系の経営などをしている人には、そこそこのものが憑いてきていると思います。おそらく、人を使いながら犯罪を起こしていく人、つまり、組織性犯罪等を起こす人には、「大悪魔」とは言わないまでも、「中悪魔」か「小悪魔」ぐらいは憑いているのではないでしょうか。

ともかく、一般的に言っても、法律的に犯罪とされているものには、あまり近寄らないほうが安全であるのは間違いありません。そういうものは、霊的にも地獄につながりやすいことは確実なのです。

※以上『真実の霊能者』より抜粋
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 いずれにせよ、他人よりも高い地位に上がっている人は、そこまで行きたくても行けない人から、羨望や嫉妬の思いなどで常に見られているだろうと思います。もちろん、こうしたものは誰でも、ある程度は持つものですが、そこに一定の複数性のようなもの、複数の人が持ちやすいような傾向が出てきた場合は、悪魔の狙いやすいポイントになります。

基本的に、いわゆる「三福の説(惜福・分福・植福の幸福三説)」のようなことを常に考えておいたほうがよいのではないでしょうか。

※以上『凡事徹底と人生問題の克服』より抜粋
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著者プロフィール
大川隆法 Ryuho Okawa
 幸福の科学グループ創始者兼総裁。
1956年、徳島県生まれ。東京大学法学部卒業後、大手商社に勤務し、ニューヨーク本社で最年少の財務担当オフィサーとして、年間1兆円の輸出入、三国間・国内の外為実務の事実上の責任者として活躍した。帰国後、大手銀行二十行の資金交渉担当役に抜擢される。1986年、幸福の科学を設立し、日本全国、世界各国に精舎、支部・拠点を展開。日本最大規模の組織をつくりあげた。著者の経営理論を実践し、上場した企業も多く、優れた経営者が続々と誕生している。
編集・執筆:木藤 文人[ジャーナリスト]




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