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第44回【徳ある経営者になろう】経営者の器量〈特別編:不況下、コロナ禍におけるサバイバル術(5)〉

起業家として新しいビジネスを始めたい。生涯現役、第二の人生を開きたい。
ただの経営者ではなく、真理を実践する“徳”のある経営者になりたい。
そうした目標を達成するためのとっておきのメールマガジン「徳ある経営者になろう」。

大川隆法総裁の経営書シリーズ抜粋から、
経営の極意をつかんでください。

※当記事は、メールマガジン「徳ある経営者になろう」(隔週配信)の一部を紹介しています。

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 徳なるものは必ずあるものです。
それをみなさんにわかるようなかたちでご説明するならば、自分が生きてきた時間のなかで、自分のことより他の人の幸福のことを考えた時間のほうがはるかに多い人のことを、「徳ある人」と言うのです。
徳がある人というのは、他の人びとへの愛の思いを持ちつづけてきた人のことを言うのです。

※以上『人格力』より抜粋
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|第44回 経営者の器量〈特別編:不況下、コロナ禍におけるサバイバル術(5)〉

今月17日に政府から発表された4~6月にかけてのGDP速報値は、物価変動の影響を除いて実質前期比7.8%減、年率換算で27.8%減の下落。
政府の緊急事態宣言を受けての営業自粛や外出を控えるという動きが、外食や旅行などのサービス業を中心に暗い影を落としました。
なかでも2014年の消費増税の際、四半期で4.8%減を記録した個人消費の落ち込みが、今回、8.2%減となったことで、さらなる.景気の下押し圧力が強まることが懸念されます。

特別編の最終回も“時代を生き抜く経済”における新たな智慧に学びます。

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 ときには、上司などから、「俺が指示していないのに、勝手にこんなことをして、けしからん!」と言われることもあるかもしれません。その人の性格によっては、「指示していないのに、勝手にやった」と言って怒る場合もあるでしょう。しかし、経済原理が働いているかぎり、「結果オーライ」になった場合には、昇進や昇給はないにせよ、少なくともクビ要員まではいかないところで済むだろうと思うのです。

 一般に、上が無能だと、指示もしていないのに勝手にやった人に対して、嫉妬したり、いじめたりする場合もありますが、上が標準的な人であったら、そういうことに少しは腹が立っても、結果がよかったら、我慢して帳消しにするぐらいのことはできるはずです。

 不況下において、「全員企業家」「民主的経営」「全員経営」などと言うと、トップの“逃げ”のようにも見えるのですが、実際上、本当にプラスになるのだったら、それをやったほうがよいことは間違いないのです。「全員が、一斉に、各自の持ち場で売上を上げ、商品在庫を片付けていく」ということが大事なことではないかと思います。

※以上『希望の経済学入門』より抜粋
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 痛みを伴う判断をすべきときに決断ができなければ、基本的には経営者が責任を回避したことになります。そういう人を経営者や経営管理者として戴いている部下は大変です。

 判断には必ず責任が生じるので、責任を取れる人が判断をしてくれなければ困るのです。「責任を取る」ということは、「もし、その判断によってマイナスが生じたり、失敗が出たりしても、判断をした人が責任を負う」ということです。あるいは、「その判断に対して、不満や批判、非難が出ても、判断をした人が責任を負う」ということです。

 組織が大きくなるほど、その判断は決定的な重みを持つようになり、判断に対する反作用や責任もまた大きくなります。しかし、経営者は“いい格好”をすることはできず、何らかの判断をしなければいけません。

※以上『智慧の経営』より抜粋
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