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第13回【徳ある経営者になろう】富を生む力、勤勉の精神〈前編〉

|第13回 富を生む力、勤勉の精神〈前編〉#2

背中に薪を背負って本を読む二宮金次郎の像は、日本人の勤勉さの象徴として、かつて全国の小学校に設置されていました。このブームは、小説家・幸田露伴が書いた『二宮尊徳翁』をきっかけに、日本中に広がったと言われます。
今、「働き方改革関連法」が順次施行されていますが、巷では「働かない改革」と揶揄され、日本経済が失速するという懸念さえ叫ばれています。
勤勉さは、日本人の美徳の一つです。勤勉に努力することが、富や成功を引き寄せる王道であるということを、ご論考を通じて学びたいと思います。

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 一般的には、勤勉な努力家であることが大事です。これを一番目に言っておきたいのです。勤勉な努力家としての生活信条、生活態度を持っていない人に降りてくるインスピレーションには、気をつけなければいけません。そういう人は“悪いもの”に影響を受けることがあるからです。

 そういう悪いインスピレーションを受けないためには、どうすればよいかというと、やはり、仕事や勉強において、誠実で勤勉な生活態度を持つことです。それが自分を護ることになります。

 「生活態度を正し、正当な努力・精進の習慣を確立することは、インスピレーションを受ける前提として非常に大事である」ということを言っておきます。

※『創造の法』より抜粋
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 「勤勉に働いたり、創意工夫をしたりして、大きな富をつくる人たちや、会社を経営して成功する人たちを、憎んだり、嫉妬したりする」というカルチャーをつくると、人々は、ほかの人から嫉妬されたり憎まれたりすることを嫌がり、富や成功を手に入れないようにしようとし始めます。

 その結果、その社会は、低いレベルで、平準化、標準化してきます。

 国家の財政赤字は、こういう理由で起きてきます。税金を集めても、その使い方が悪いために、国を豊かにすることができません。国を豊かにする使い方ができないので、実は財政赤字になっているのです。会社の場合も同じです。赤字は社長一人でもつくれます。結局、勤勉で、富の創造を肯定する思想を持っていなければ、やはり、豊かにはなれないものなのです。

※以上『繁栄思考』より抜粋
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著者プロフィール
大川隆法 Ryuho Okawa
 幸福の科学グループ創始者兼総裁。1956年、徳島県生まれ。
東京大学法学部卒業後、大手商社に勤務し、ニューヨーク本社で最年少の財務担当オフィサーとして、年間1兆円の輸出入、三国間・国内の外為実務の事実上の責任者として活躍した。帰国後、大手銀行二十行の資金交渉担当役に抜擢される。
1986年、幸福の科学を設立し、日本全国、世界各国に精舎、支部・拠点を展開。日本最大規模の組織をつくりあげた。著者の経営理論を実践し、上場した企業も多く、優れた経営者が続々と誕生している。
編集・執筆:木藤 文人[ジャーナリスト]




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