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第12回【徳ある経営者になろう】企業の存続を左右するイノベーション〈後編〉

起業家として新しいビジネスを始めたい。生涯現役、第二の人生を開きたい。
ただの経営者ではなく、真理を実践する“徳”のある経営者になりたい。
そうした目標を達成するためのとっておきのメールマガジン「徳ある経営者になろう」。

大川隆法総裁の経営書シリーズ抜粋から、
経営の極意をつかんでください。

※当記事は、メールマガジン「徳ある経営者になろう」(隔週配信)の一部を紹介しています。

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 徳なるものは必ずあるものです。
それをみなさんにわかるようなかたちでご説明するならば、自分が生きてきた時間のなかで、自分のことより他の人の幸福のことを考えた時間のほうがはるかに多い人のことを、「徳ある人」と言うのです。
徳がある人というのは、他の人びとへの愛の思いを持ちつづけてきた人のことを言うのです。

※『人格力』より抜粋
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|第12回 企業の存続を左右するイノベーション〈後編〉

〈前編〉では、イノベーションが新たな価値を創造し、社会に大きな変化をもたらすものであることを学びました。
そして、経済学者シュンペーターと、経営学の父ドラッカーのイノベーションの理念を紹介しました。
〈後編〉では、より具体的な事案にまつわるご論考に触れながら、イノベーションの本質に迫りたいと思います。

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 常に勝ちつづけるシステムの構築というものは、個人においても組織においても必要なことです。たまたま成功したとしても、その成功は長くは続かないのが普通です。諸行無常なのです。

 勝ちつづけるためには、「いかにリソースフルであるか。すなわち、いかに資源が豊富で、何度も戦いができるか」ということが大事です。

 たとえば、個人として、ヒット商品を出して成功したならば、次は、「ヒット商品を出しつづけるには、どうしたらよいか」を考えることです。「来年はどうするか。その先はどうするか。十年後はどうするか」を考えなければいけません。それは組織においても同じです。いまは勝っていても、「勝ちつづけるには、どうしなければいけないのか」を考える必要があります。常に勝ちつづけるシステムというものは、一つの方針でもあるでしょうが、これはまた、イノベーションしつづける体質でもあると思います。

※『リーダーに贈る「必勝の戦略」』より抜粋
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 世の中には勝敗というものがありますが、それは、かたちを変えた幸福論、姿を変えた幸福論になっていることもありますし、イノベーションの原理でもあります。

 昔の戦争では、敵の大将の首を取れば勝ちでした。

 そして、戦をすると、大将をはじめ、たくさんの将校が死にます。その結果、その下にいた人たちが上へ上がって、大将などになるというイノベーションが起きます。

 現代の企業においては、それが能力主義の判定などになっていて、内部で能力によって判定されるのです。厳しいところでは、上司と部下が入れ替わるということが常に起きています。「自分が入社したときに課長であった人が、いまは自分の部下になっている」などということは、優秀な企業であれば、どこででもあることです。

 個人における勝敗はありますが、そのなかで、強い者が生き残っていくシステムをつくったところが勝ちつづけることになります。

※『常勝の法』より抜粋
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