2019年01月24日
第5回【徳ある経営者になろう】人材について考える〈前編〉
|第5回 人材について考える〈前編〉#2
「人は石垣、人は城」という故事成語があります。
人材マネジメントの本質を語るとき、よく使われる名言ですが、戦国時代の名武将「武田信玄」の言葉です。
「人は石垣や城と同じくらい、戦いの勝敗を決する場面において重要である」。信玄は他の武将と異なり、堅牢な城を持ちませんでした。
つまり、立派な城を築くよりも、強い武士を育てることに重きを置いたのです。
また、「人、物、金、情報」という経営資源のなかで、最も成長する可能性があるのは、やはり「人」です。経営トップには、時間に耐えながら人材を育成していくことが求められるのです。
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著者プロフィール |
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大川隆法 Ryuho Okawa 幸福の科学グループ創始者兼総裁。1956年、徳島県生まれ。 東京大学法学部卒業後、大手商社に勤務し、ニューヨーク本社で最年少の財務担当オフィサーとして、年間1兆円の輸出入、三国間・国内の外為実務の事実上の責任者として活躍した。帰国後、大手銀行二十行の資金交渉担当役に抜擢される。 1986年、幸福の科学を設立し、日本全国、世界各国に精舎、支部・拠点を展開。日本最大規模の組織をつくりあげた。著者の経営理論を実践し、上場した企業も多く、優れた経営者が続々と誕生している。 |
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