2024年07月13日
【人生いつからでも学び直し】第10回 『「ユング心理学」を宗教分析する』
┃ 人生の大学院 ~幸福の科学 大学シリーズ~
今、社会人の学び直し「リカレント教育」が注目されています。さまざまなジャンルで生き甲斐を見つける「生涯学習」とはやや異なり、社会に出た後も必要なタイミングで再び教育を受けて、現代にマッチした専門知識やスキルを学ぶものです。
「学び」に遅い、早いはありません。
幸福の科学が設立した「ハッピー・サイエンス・ユニバーシティ」が誇る
「知」の体系を学び、生き生きと愉しく、「考える」喜びにあふれた人生を歩みましょう。
◆◇目次◇◆
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1 学び直し:『「ユング心理学」を宗教分析する』
2 Pの書斎より:公平観と平等観
3 この感動をあなたに~映画編:『青春18×2 君へと続く道』
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┃ 1┃学び直し:『「ユング心理学」を宗教分析する』
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A RELIGIOUS ANALYSIS OF JUNGIAN PSYCHOLOGY
心理学者フロイトの弟子筋の一人であったユングを招霊し、彼の本質に迫った一書。地獄に堕ちているとされるフロイトと袂を分かつことになった本当の理由が明かされます。
ユングは生前、「幽体離脱」などの霊体験を通じて実相世界を認知していましたが、学問の世界で立証できないという限界を感じ取っていたようです。「箱庭」療法などを通じたイメージ化による癒しへのアプローチは、反省や懺悔という宗教的な原理があったのです。
昨今、LGBTへの理解を促す運動を背景に、同性愛や同性婚の問題がやかましく議論されていますが、ユングは当時、「アニマ」と「アニムス」という言葉で、魂のなかの男性魂と女性魂にも言及していました。また、ユング後に台頭したマズローの人間性心理学、つまり「成功の心理学」の功罪についてもその本心を語っています。
映画「シックス・センス」を譬えに、心理学者を辛辣に評価した結果、七対三の割合で地獄に行く確率が高いと予測。最後に明かされたのは驚くべきユングの過去世であり、日本仏教の巨人としてのその名が口にされます。
著者プロフィル |
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大川隆法(おおかわ りゅうほう) 幸福の科学グループ創始者兼総裁。 1956年、徳島県に生まれる。東京大学法学部卒業。81年、大悟し、人類救済の大いなる使命を持つ「エル・カンターレ」であることを自覚する。86年、「幸福の科学」を設立。信者は世界171カ国以上に広がっており、全国・全世界に精舎・支部精舎等を700カ所以上、布教所を約1万カ所展開している。著作は42言語に翻訳され、発刊点数は全世界で3150書を超える。また、27作の劇場用映画の製作総指揮・原作・企画のほか、450曲を超える作詞・作曲を手掛けている。 |