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第108回【徳ある経営者になろう】シリーズ「理想の会社の創りかた」-時間と経営(7)-

起業家として新しいビジネスを始めたい。生涯現役、第二の人生を開きたい。
ただの経営者ではなく、真理を実践する“徳”のある経営者になりたい。
そうした目標を達成するための
とっておきのメールマガジン「徳ある経営者になろう」

大川隆法総裁の経営書シリーズから学び、
経営の極意をつかんでいきましょう。

このメルマガでは、毎回テーマを設け、
大川隆法総裁の経営書シリーズ抜粋より、経営の極意をつかむべく、
ヒントを配信しています。
※当記事は、メールマガジン「徳ある経営者になろう」(隔週配信)の一部をバックナンバーとして掲載しています。

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 徳なるものは必ずあるものです。
それをみなさんにわかるようなかたちでご説明するならば、自分が生きてきた時間のなかで、自分のことより他の人の幸福のことを考えた時間のほうがはるかに多い人のことを、「徳ある人」と言うのです。
徳がある人というのは、他の人びとへの愛の思いを持ちつづけてきた人のことを言うのです。

※以上『人格力』より抜粋
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|第108回「理想の会社の創りかた」-時間と経営(7)-

 統計分析を用いて、社会の富の偏在を明らかにしたヴィルフレド・パレートは、イタリアの経済学者、哲学者です。全体の20%の富裕層のもとに、社会全体の80%の富が集中し、残りの20%の富が、低所得者層に配分されるという「パレートの法則」の生みの親です。この法則は時間活用においても応用されています。一日の仕事時間のうちの20%が、その仕事が成功するかどうかを決める重要な時間であるという考え方です。

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  個人の仕事全体のうち、重要な仕事は二割ぐらいです。この二割を押さえれば、仕事全体の八割ぐらいの成果をあげることができます。ところが、それが分からない人は、やみくもに、いろいろなことに手を出してしまうことがあるのです。例えば、私も、仕事の範囲を広げようと思えば、いくらでも広げられます。説法をすることもできれば、決裁などの実務をすることもできます。

 仕事の範囲については、どこまででも引き伸ばしていくこともできれば、逆に、縮めることもできます。ただ、この理論でいくと、まずは、自分にしかできない仕事を優先的に行っていくべきでしょう。ほかの人でもできる仕事ではなく、自分にしかできない、二割の重要な仕事のほうに、できるだけ集中していくのです。それを押さえれば、仕事全体の八割ぐらいを達成したのと同じになります。

「自分にとっての二割は、どこなのか」ということを考えていけばよいわけです。

※以上『不況に打ち克つ仕事法』より抜粋
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 事業の内容を見る方法としては、まず、「ABC分析」という方法があります。業績によってABCのランクをつけるやり方です。また、「パレートの法則」もあります。

さらに、「九十五パーセントの原理」というものもあります。「会社の売り上げ全体の九十五パーセントを占めている事業を残して、残りの五パーセントの部分を切り捨てる」というものです。いずれにせよ、「切り捨てる」ということは非常に難しい判断です。経営のトップにいる人は、こういう判断をしていかなければなりません。「切るのはつらい」「切り捨てると、その分だけ売り上げが減るのが怖い」と思うかもしれませんが、不採算部門の営業員などを、採算がとれているほかの部門にシフトすれば、営業戦力が増えて業績が伸びるのです。

※以上『智慧の経営』より抜粋
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