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第90回【徳ある経営者になろう】シリーズ「理想の会社の創りかた」-財経を見る眼(5)-

起業家として新しいビジネスを始めたい。生涯現役、第二の人生を開きたい。
ただの経営者ではなく、真理を実践する“徳”のある経営者になりたい。
そうした目標を達成するための
とっておきのメールマガジン「徳ある経営者になろう」

大川隆法総裁の経営書シリーズから学び、
経営の極意をつかんでいきましょう。

このメルマガでは、毎回テーマを設け、
大川隆法総裁の経営書シリーズ抜粋より、経営の極意をつかむべく、
ヒントを配信しています。
※当記事は、メールマガジン「徳ある経営者になろう」(隔週配信)の一部をバックナンバーとして掲載しています。

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 徳なるものは必ずあるものです。
それをみなさんにわかるようなかたちでご説明するならば、自分が生きてきた時間のなかで、自分のことより他の人の幸福のことを考えた時間のほうがはるかに多い人のことを、「徳ある人」と言うのです。
徳がある人というのは、他の人びとへの愛の思いを持ちつづけてきた人のことを言うのです。

※以上『人格力』より抜粋
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|第90回「理想の会社の創りかた」-財経を見る眼(5)-

 大川隆法総裁の著書『財務的思考とは何か』のなかには、「松下vs. 中内」の構図が示されています。いわば、「適正利潤」と「ディスカウント路線」を比較したもので、「時代の流れ」によって、その結果に違いが出ます。それらは、ひとえに「経営者としての才覚」、あるいは「財務的センス」にかかっていると言えるでしょう。

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 会社が倒産する原因は、ほとんどが放漫経営ですが、その放漫経営のもとにあるのは、私がときどき槍玉に挙げている、「光明思想」的な考え方、「人生の明るい面、積極的な面を強調して見ていこう」という考え方です。ただ、ある程度、光明思想的な考え方ができないと、経営者、特に一代で企業を起こすような人にはなれません。

 しかし、そういう人が失敗する原因は、ほとんど放漫経営なのです。

 発展的な思い自体はよいのですが、お金を中心とする実務においては、逆に考えて、「出ずるを制して入るを量る」というのが基本戦略です。要するに、入ってくることを先に考えるのではなく、「お金ができるだけ外に出ないようにするにはどうするか」を常に考えながら、その上で、「お金が入ってくるにはどうするか」を考えるのです。まず、「出ずるを制し」、その後に、「入るを量る」、つまり、どうすれば収入が増えるかを考えるということです。

※以上『智慧の経営』より抜粋
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 私自身は、かつて商社に勤めていたため、在家の経験もありますが、ある意味での「信用」はあったように思います。当時、私は、「財務本部」というところで、金銭にかかわるような仕事をしていたのですけれども、財務・経理系のほうでは、基本的に、お金をごまかすようなタイプの人を弾き、入れないのが普通なのです。

 人事のほうは、「そういう適性があるタイプの人かどうか」を、勘でしっかり見破っていると思います。私は、「お金をごまかす」などという気がまったくなかった人間であり、そういう意味での「安心感」があったようです。

※以上『青春マネジメント』より抜粋
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